2018-01-01から1年間の記事一覧
よくグランドカバーとして庭先や花壇などに植えられているタデ科の花。 花期の一番のピークは晩秋~初冬のように思いますが、春にも見られ、夏や冬でも環境やその年の気候によってはちらほら花を見かけることもあります。 身近ではそう多くないですが、住宅…
海岸や河川沿いでみかけるマメ科の花でメドハギの変種。 メドハギの方にも書いたように、以前はメドハギと一緒の記事に載せてい巻いたが、分けて載せることにしました。 少しピークが過ぎた感じで、たくさん花を咲かせている株は少な目でした。 右上の枯れた…
道端によく見かけるマメ科の花。 すでにハイメドハギと一緒の記事で載せていましたが、それぞれ分けて載せることにしました。 一本立ちまたは株立ち状になり、上部でいくつもの側枝を広げます。 花色は紫色が旗弁の基部くらいと少なく遠目に白っぽく見える個…
まだその時期ではありませんが、紅葉(黄葉)が綺麗な樹木で、公園や街路樹としてよく植えられている落葉高木。 逆光な上に離れているので小さくて見えにくい画像ですが、果実がたくさん出来ていました。(雌雄異株) 花期は4月頃で、花弁のない花を咲かせ…
花木として栽培されるアオイ科落葉(半常緑)低木。 (2017年8月中旬) 種子で簡単に育つのでけっこう道端などでもこうして生えているものも見かけます。 花弁は5枚で、花色は他に白色などもよく見かけます。 雄しべの花糸が筒状になり、雌しべの花柱…
薄暗い林内の湿地状の場所で咲いていたミョウガの花。 元々、日本に自生はないともいわれ、写真のものも野生的な状態ではあるものの、持ち込まれたものだろうと思います。 よく民家の縁などでもよく植えられているのを見かけます。 草丈は1mくらいかと思い…
昨年も違う場所でのものを不明として載せたことがありますが、こちらもまたニシキハギのような感じのハギです。(昨年のものとはちょっと違いがある。) ニシキハギはビッチュウヤマハギがなにか別種と交雑してできた園芸品種とされ変化も多いということらし…
住宅地などの道端で見かける小さな花。 観賞用の逸出が主なので、そういった場所で見かけることが多いようです。 草丈は40~50cmといったところ。 遠目にはあまり目を引く感じではないですが(特に写真のものはちょうど花数が少ないせいもありますが)…
薄暗い林内で見かけたキク科の花。 秋に花序を伸ばし草丈は50cm前後といったところ。地下茎でよく広がるようです。 頭花は縁に雌花が並び、内側には両性花で出来ている。 ただし、両性花は不稔で結実するのは縁に並んだ雌花のみ。 不稔のものを両性花と…
林内のあまり日当たりのない場所で咲いていた花。 草丈は高いもの低いものありましたが写真のものは50cmくらい。 ただのイラクサとは葉の形が違うのでちょっと違った印象。 雌雄同株で茎頂には雌花花序。 雌花は雌しべ一本。花被片は4枚らしいですが、…
葉の様子が漢方に利用されるカンゾウ(甘草)に似ていることと、花の様子はフジの花のようだということでフジカンゾウと名付けられた花。 林の縁や内部にちらほらと咲いていました。 草丈は5、60cm以上はあったかと思います。 花序も長く、垂れています…
林内や林縁で咲いていたバラ科の野草。 名前は根生葉の様子から付いたもので、花の様子自体はキジムシロ属のような感じの花。 黄色の5弁花で、雄しべ雌しべは多数。花弁の基部がちょっと赤味を帯びている。 萼片は5つあり強く反り返っている。その間に小さ…
和名のように馬などの飼料として、或いはスプラウトとして若芽が食用に栽培されるマメ科の植物。身近では野生化したものは滅多に見かけませんが、今回たまたま咲いていました。その昔、うちでスプラウト用の種を蒔いてみたときは数年で自然消滅したのであま…
林の縁で見かけた半つる性の落葉低木で、ヤナギと付いていますがクロウメモドキ科の植物。 枝先に複総状花序を出して小さな花を多数咲かせます。 花序内は特に毛などはなさそうです。 てっきり花弁を持たない花なのかと思いましたが、雄しべの花糸が幅広くな…
林の中のような薄暗い場所に生えるウコギ科の植物でチドメグサの仲間。 葉がかなり小さいので注意していなければ気づきにくいです。 散形花序に数個の花を付けます。花序は葉の高さより低いかほぼ同じでオオチドメのように目立って突き抜けません。 一つ上の…
林の縁に見かけたオトギリソウ科オトギリソウ属の花。 草丈は1m超えるくらいにまでなります。 名前の由来は花弁が巴状に捩れていることから。 花径は写真のもので5.5cmほど。遠目にも目立つ立派な大きさ。 5つの束に多数の雄しべがあり、花糸の上部…
花壇や鉢などに植えられるスベリヒユ科の花で、マツバボタンとスベリヒユの交雑種。 匍匐性でよく広がります。花弁は基本的には5枚で、花色は黄色~赤色系が多いですが変化もあります。 多数の雄しべとそれより長く伸びた花柱の雌しべが1本。柱頭は写真の…
水鉢や池などで育てられるミズアオイ科の花。 花被片は6枚で薄紫色。 花序の花は一斉に咲いて一日で終わる一日花だそうです。因みに花数は7輪でした。 上側の花被片には蜜標の役割と思われる青に黄色の斑紋があります。 透けているのか裏側にも色が付いて…
花壇や鉢植えでよく栽培されるナス科の花で、園芸品種は多数です。 逸出したものもたまに見られます。 こちらは現状小さい株ですが、やや紅色を帯びたもの。 もっと紅色が強い株も近くにありましたが、周辺環境が綺麗じゃないので撮りませんでした。 因みに…
古くから園芸栽培されてきたアジサイ科の落葉低木で、ノリウツギの両性花が装飾花に代わったもの。 学名は f. grandiflora でなく、'Grandiflora' とされていることもあります。 自然に装飾花が多くなったものと見るか、装飾花が多めのものを人間によって選…
コスモスといえば秋のイメージですが、6月頃からちらほらと花は見かけるようになります。 以前、コスモス畑にされていた場所ですが、こぼれ種で育ったものがまばらに育っていました。 舌状花は無性です。 筒状花は両性。 周囲から中心に向かって咲き進んで…
公園や庭などに植えられるアオイ科の落葉低木。 花の咲き方には八重咲きもあり、花色は白色~赤色系、或いは青味が強いものなどもあります。 (2017年8月中旬) 赤味が強い一重の花。 (2016年8月上旬) 一重の白色。 この花は少しだけ雄しべが花…
よく庭や花壇などで育てられているキンポウゲ科の一年草。 特に似た花もないかなと思っていたらYlistで検索すると「ルリヒエンソウ(C. regalis)」という花もあることを知りました。 違いについては海外のサイトになりますが Illinois Wildflower というサ…
アカネ科のつる植物で、ヘクソカズラの海岸型変種です。特に分けないのが普通です。 花などの様子は特に違いはなく、葉に厚みがあり表面に照りがあるのが一応の特徴。 ただし変化は連続的で、強い日差しや風の影響などで葉が変化しただけに見えます。 という…
観賞用に栽培される花で、丈夫なので放任でも良く育ち、たまに野生化状態のものも見かけます。 花は夕方から咲き始めます。 花色は白色や黄色に絞りが入るものや、咲き分けなど色々。 花冠に見えるものは萼由来だそうです。 まだ咲き始めたばかりの様子で雄…
昨日のアオウキクサと混じってところどころに見られた同じくサトイモ科の浮遊植物。(属は違う。) 中心などに見える大きめのものがウキクサで、周辺の小さなものはアオウキクサ。 葉状体は写真の大きいもので6~7mm。 同じ場所のアオウキクサは2~3m…
水田などでよく見かけるサトイモ科の浮遊植物。 苞葉の中に雄しべ2個と雌しべ1個だけからなる花があるそうです。 一応、矢印の部分にあるのはそれぞれ雄しべ(紫色)、雌しべ(白色)ですが、苞葉の様子もわからなければ、雄しべが2個+雌しべ1個と揃っ…
園芸栽培されるムクロジ科のつる植物。グリーンカーテンなどに利用されることがあるようです。 たまに民家周辺などで逸出したものが見られます。写真は川べりに生えていたもの。 まだ花がちらほら咲き始めたばかりです。 花は白色の4弁花。 中心に先端がオ…
公園や道路沿いなどでよく植栽されているスイカズラ科の常緑低木。 アベリアやハナツクバネウツギとも呼ばれます。 写真の株はまだ花が少ないですが、日当たりのいい場所では一足早く花が咲き揃ってきています。 花はやや俯き加減に咲きます。 花冠は白色、…
縁起木として庭植えされることが多いメギ科の常緑低木。 写真はほとんど日の当たらない林の中に生えていたもの。その昔植えられたものなのか、どこからか自然にやってきたものかは不明。 花は白色で花弁は強く反り返ります。 6枚あるようですが、落ちやすい…