Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オオバグミ(マルバグミ) Elaeagnus macrophylla

公園の植栽でみかけたグミ科の常緑低木の果実。 春に果実を付けるグミには他にナワシログミやツルグミなどがあります。 これまでいろいろと気になる点があって、この樹をオオバグミ(別名マルバグミ)としていいものか迷っていましたが、果実の様子からオオ…

シキミ Illicium anisatum

公園で見かけたマツブサ科の常緑高木(小高木)。古くから神事、仏事に使われてきた植物だそうです。全体(特に果実)が有毒なことでも知られます。 花色は黄味がかった白色。 かなり個性的な花をしていますが、花色のせいか意外と目立たないかも。 花径は4…

シュンラン Cymbidium goeringii

落葉樹林の林床に育つラン科の花。 古くから園芸植物として栽培されてきた一方、花は食用にもなるそうです。 (2017年3月下旬) その辺で自生のものを見かけたことは、残念ながらいまのところ一度もありません。 写真のものは何年も前(たぶん10年以…

ユキヤナギ Spiraea thunbergii

公園や庭などによく植えられているバラ科の落葉低木。 枝垂れた枝にびっしりと咲かせる小さな白い花はまさしく雪のよう。 周囲には香りも漂います。 写真はありませんが、初冬の頃の紅葉も美しい植物です。 似た花でよく植えられているものには同属のコデマ…

トサミズキ Corylopsis spicata

公園や庭などでたまに植えられているのを見かけることがあるマンサク科の落葉低木。 3~4月、葉に先駆け垂れた穂状花序に花を咲かせます。 花序の先の方の花は花色が黄緑色のようですが、徐々に黄色へと変化していく感じでしょうか。 左に写っている時間の…

ジンチョウゲ Daphne odora

公園や庭などでよく植えられるジンチョウゲ科常緑低木で、3月頃に甘い芳香の花を咲かせます。 それぞれの枝先に小さな花が半球形状に集まった頭状花序をつける。 花弁に見えるのは萼で、筒部があり裂片は4枚。 よく見ると奥まったところにオレンジ色の葯が…

ヒイラギナンテン Berberis japonica

ナンテンに似た樹姿とヒイラギのような葉を持つメギ科の常緑低木で、庭や公園などによく植えられています。 寒風にあたるような場所では葉の表面が紅葉します。 3月くらいになると15cmくらいの花序に芳香のある黄色の花を多数咲かせます。 蕾を持った花…