Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

オトギリソウ科

ヒペリカム ヒドコート(タイリンキンシバイ) Hypericum x hidocoteense 'Hidcote'

公園の植栽、あるいは庭木としてもよく植えられているオトギリソウ科の常緑(または落葉)低木。 キンシバイ( H. patulum )の園芸品種とされることもありますが、調べてみるとRHSではタイトルに入れた学名のように交配園芸品種とされていました。( シ…

トモエソウ Hypericum ascyron subsp. ascyron var. ascyron

林の縁に見かけたオトギリソウ科オトギリソウ属の花。 草丈は1m超えるくらいにまでなります。 名前の由来は花弁が巴状に捩れていることから。 花径は写真のもので5.5cmほど。遠目にも目立つ立派な大きさ。 5つの束に多数の雄しべがあり、花糸の上部…

キンシバイ Hypericum patulum

庭や公園などに植えられるオトギリソウ科の落葉(半常緑)低木。 枝垂れた枝先に花を咲かせます。 黄色の5弁花。花弁は完全に開く感じでなくカップ状。 柱頭5つ。雄しべは多数ですが5つの束に分かれています。5つの束になっているのはビヨウヤナギやセイ…

ビヨウヤナギ Hypericum monogynum

公園や庭などに植えられるオトギリソウ科の落葉低木。 花はこの1輪だけ咲いていました。蕾はそこそこあったので花期的にはまだこれからとは思いますが、あまり株の状態はよくなさそうな感じ。 5枚の黄色の花弁と長くて目立つ雄しべの様子など、以前載せた…

セイヨウキンシバイ Hypericum calycinum

公園や庭などに植えられるオトギリソウ科の落葉低木の花。 まだ花の時期としてはちょっと早く花が少な目。 樹高は現時点で30~40cmくらい。 半球形に揃った立派な雄しべが目をひきます。 雄しべの長さは2.5cmほどありました。 葯が赤味を帯びてい…

オトギリソウ Hypericum erectum

日当たりのいい草地などにみかけ、葉や萼片そして花弁に黒点(腺点)があるのが特徴的な花。 花には多数の雄しべがあり雌しべは花柱が3つに分かれています。 花は午前だけに咲く花でお昼くらいには閉じてしまいます。 葉は対生し長い三角状の形をしています…

コケオトギリ Hypericum laxa

名前につく「コケ」は小さいという意味のようですが、育つ場所も苔が生しているような湿り気のある場所。 草丈は10cm程度で花も小さく5,6mm、さらに黄色という色は意外と周辺の緑に紛れてしまうために気を付けて見ないと見落としてしまう花です。 …