Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ヒマラヤユキノシタ Bergenia stracheyi

花の写真

2~4月頃花を咲かせるユキノシタ科の耐寒性常緑植物。

 

全体像

地下茎で増え、グランドカバーにも利用されますが、それほど増える速度は速くないようです。

寒い時期は葉が紅葉します。

 

2月の様子

(2月下旬)

まだ寒いころに咲き始めた花の花序はほとんど伸びない。

 

花の様子

花弁は5枚、先端は丸く、基部側は細い爪部がある。

雄しべは10本。雌しべは2つ。

 

花の大きさ

花径は3cmあるかないか。

 

萼の様子

萼裂片は5つ。

 花序の様子

だんだん暖かい日が増えるにつれ、花序柄は伸びますが、日差しが強いと垂れてしまうようです。(日が陰るとまた少し起き上がる。)

逆に日当たりが悪すぎると花付きが悪くなるそうで、半日陰がベストのようです。

 

葉の様子

葉は楕円形。

葉の様子から、別名オオイワウチワとも。

 

葉表

鋸歯は不規則で刺状の突起がある。

葉表は触った感じは無毛でしたが、よく見ると疎らに腺毛があるように見える。

 

葉裏

葉裏は腺点がある。

 

葉柄

葉柄は基部が鞘状。