2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
河川沿いなどでよく見かけるマメ科の樹木。 この時期は見上げると、果実(豆果)をぶら下げている様子が見られます。 別名がニセアカシアですが、一般にアカシアと呼ばれることもあります。(アカシア属というのが別にあるのでややこしくなりますが。) (2…
なんだか違和感あるツルボを見かけたので、観察してみました。 花序自体が長いのか、花序の長さのわりに待機中の蕾が多いような。 また、蕾の形そのものも違う気がします。通常のものはどちらかというと縦長ですが、横長~球形といった感じ。 フラッシュ使用…
川岸に咲いているのを見かけたアオイ科の植物。 一般的には園芸植物でよく民家の庭などで栽培されているものを見かけます。 花径は写真のもので15cmほど。 場所的には周辺に民家もなく、植えられている場所も見当たらないのですが、花後に果実をつけたま…
川岸に見かけたヒユ科の植物。 花序がだらりとしていますが、暑さのせいかと思います。花序には葉とあまり変わらない感じの苞葉が多数あるのが見えます。 両性花の様子(写真中央の花)。花被片、雄しべともに5つで、中央に雌しべが見えます。花被片に腺毛…
主に園芸植物として栽培されるキク科コスモス属の花。 写真は昨年育てた花のこぼれ種が育ったものを鉢に植えたもの。 (2016年10月下旬) こちらはあぜ道で見かけたものですが、花びら(舌状花)が半八重のもの。一重のものよりこういったタイプの方が…
他の樹木に這い上がっている姿をよく見かけるウルシ科のつる性植物。 花の様子はまだ写真がありませんが、果実の様子。 何メートルかわかりませんが、杉を高く登っています。 ところどころで枝は横にも出ていて、葉腋には果実が見えます。(雌雄異株) これ…
アスファルトとコンクリートの隙間に咲いていたシソ科の植物。 基本的に園芸植物として栽培されているもので、民家周辺にちらほら見られるといった感じです。 茎葉よく分岐しています。 花はシソ科らしい様子(唇状花)で、下唇は3裂し表面には紫色の斑点が…
海岸の崖で咲いていたミソハギ科の植物。 メミソハギはミソハギとエゾミソハギの自然交雑種とされるもので、両者の中間的な特徴をもつものとされています。 どうして「メ(雌)」なのか謎ですが。 通常は直立しますが、環境が環境なので下部の茎は崖から一旦…
林縁で見かけたヒユ科の植物。 名前に「イノコヅチ」と付く植物でよく見かけるものにはヒナタイノコヅチやヒカゲイノコヅチ(イノコヅチ)などがありますが、このヤナギイノコヅチには最近気づきました。 他の植物が混じっていて見づらい写真ですが、枝は多…
湿地や畦など湿り気のある場所で育つサクラソウ科の植物。 過去にイヌヌマトラノオと一緒にアップしたことがありますが、あらためての単独の記事です。 仲間で名前繋がりのオカトラノオと違い、花序は直立し花付きはやや疎ら。 花径は約7mmくらい。花冠の…
湿地に育つオモダカ科の植物。 ヘラオモダカにしては葉姿が小さく、花茎の第一分岐から出る枝が2分岐のものを見つけたので様子に注目していたのですが、花が咲いたので花弁の様子や葯の色も確認できました。 分かりづらい写真ですが矢印の位置が株元です。 …
外で見かけたものではなく庭のものですが、先日マルバハッカ(アップルミント)をアップしたのでこちらも上げることにしました。 民家周辺に地下茎で逸出したものはあるかもしれませんが、うちでの様子を見ている限りでは、種子で増える様子は全くないので、…
道端の草地や庭などであちこちで見かけるキク科の植物。 タカサブロウとの比較記事としては昨年も載せたことがありますが、個別の記事も作ることにしました。 写真は河口の砂地に群生して生えていたもので、よく育ったもの。 頭花は舌状花と筒状花があり、筒…
公園樹や庭木などにされるミソハギ科の落葉樹。 もっと立派なのがそちこちで見られますが、庭のサルスベリ。 公園などで植えられているものでには白花のものも見かけます。 他には、濃い赤色をしたサルスベリを見かけますが(後半の方に載せています)、花色…
川沿いの最近つくられた土手に咲いていたシソ科の植物。 地下茎でよく増えますが、けっこう広範囲に距離を置いて生えていたので、種子でも増えるのかなぁ。うちにある2種類のミントは種子で増える様子は全くないし、もし種子で増えるなら、もっとあちこちの…
海岸で見かけるヒルガオ科の植物で、他の植物に絡むつる性の寄生植物。 遠目に見ると、海岸に捨てられたか漂着した網のようなものが絡んでいるかのよう。 花冠は白色で先が5裂しています。雄しべも5つで花冠から突き出します。 花径はだいたい3mm。 茎…
川岸に茂る葦の合間、水位が上がると水に浸かるような場所に咲いていたウリ科のつる植物。 「ゴキ」という響きにはある種のインパクトがありますが(笑)、名前の由来は、果実が熟すと上蓋が外れる様子から「合器(蓋のある器)」に喩えたもののようです。 …
林縁に見かけるウリ科のつる植物の花。 葉腋から長い花序をぶら下げています。 雌雄異株で写真は雄花。 花冠は5裂して先が尾状に伸びている面白い形。半透明のような質感で粒状の突起のようなものもついていてなんとも不思議な雰囲気の花。 中心には雄しべ…
河口付近の林縁で見かけたマツブサ科の常緑つる植物(木本)。 厚みを感じる花被片はクリーム色をしていて、ちょっと気品を感じる花。(画像検索するとかなり黄色味の強い花もあるようです。) 雌雄異株(または同株)で、この写真の花は雄花。赤く見えるの…
種子は4つ蒔いて、現時点で3つ発芽。 写真は段階ごとになっていますが、その3つ発芽した同日の別々の個体です。 双葉の先は僅かに凹んでいるものの、アサガオのように深くは裂けていないようです。 この双葉になっているものは、一番初めに発芽したもので…
道端の草地の中に生えるビャクダン科の半寄生植物。花期は4~6月とされているようですが、個人的には過去の写真を見るといつも8月くらいに見ているようです。 草丈は20cm前後ありますが、他の草たちの合間で花は小さく葉も細いので、意識して見ないと…
林で見かけたモチノキ科落葉高木の果実。 たくさん果実をつける感じでもないですが、控えめな感じもそれはそれでいい感じ。 たまたま今回は目線の位置に低い枝があったので赤い果実に気づきましたが、普段は「なにか咲いてないかな?」と下ばかり見ているこ…
道端の草地に生えるクマツヅラ科の植物。 地域によってはごく普通に見かける存在なのか、検索してもあまり希少という話は出てこないのですが身近ではまず見かけない花で、茨城県では絶滅危惧IB類(2012)となっているようです。 何年も前に一度見たき…
林縁で見かけたシュウカイドウ科の花。いわゆるベゴニアの仲間です。 基本的には園芸植物で庭などで栽培されているのを見かけることがありますが、野生化しているものも見られるようです。ただ今回見かけた花に関しては、けっこう自由に生えている感じではあ…
林縁で見かけたイラクサ科の植物。草丈は高いものでは人の背丈ほどありました。 まだ下の方の花序が咲き始めたところ。 葉腋から穂状花序がひも状に長く伸びています。 花序の長さは、花を咲かせている状態の長いもので、測ってみると20cmくらいありまし…
道端の草地で見かけたアオイ科の植物。 仲間のフヨウは木本ですが、こちらは草本で別名ではクサフヨウとも呼ばれるようです。草丈は写真のもので1mあるかないかといったところ。 基本的には園芸植物で、あまり野生化している様子もあまり見かけない花です…
林の縁の草地に見かけるセリ科の植物。 やや湿り気があるところを好むようで、ここも林縁の斜面から水が染み出ているような場所。 今回見かけたものは道路側に光を求める形でほぼ真横に伸びています。まっすぐ伸びたなら人の背丈くらいはあるかもと思います…
公園内の湿り気のあるところで見かけるシソ科の花。 基本的に園芸植物なので、写真のものもなんらかの園芸品種名があるのかもしれません。(原種の基本色がよくわからないし) 草丈は1mかそれ以上あるかなと思います。直立した茎の先に長い穂状花序を出し…
河口の砂地に見かけたナス科の植物。 花が萎れていますが、先に上げたヨウシュチョウセンアサガオと同じように、花は夜に咲きはじめ、翌日の朝まで咲きます。 こちらは別な場所で撮ったものですが、開花した花の様子です。 花径は10cmほど。 定規の長さ…
河口の砂地で咲いていたナス科の植物。 アサガオと付きますが、花は夜咲き始めて翌日の朝まで咲きます。 草丈は写真のもので80cmくらい。 花は漏斗状で中心部が紫色をしています。中心以外はほぼ白に見えますが、花冠外側などは紫色が少し滲んだような感…