Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ヒルガオ科

アサガオ Ipomoea nil

大豆畑の縁で咲いていたアサガオ。 あまり野生化したものは見かけることはありませんが、ときどき咲いているところもあります。(そういったものも何年もの間は維持されないのかもしれませんが。) (2016年9月下旬) 昨年、その畑と道路向かいの草地に…

アメリカネナシカズラ Cuscuta campestris

海岸で見かけるヒルガオ科の植物で、他の植物に絡むつる性の寄生植物。 遠目に見ると、海岸に捨てられたか漂着した網のようなものが絡んでいるかのよう。 花冠は白色で先が5裂しています。雄しべも5つで花冠から突き出します。 花径はだいたい3mm。 茎…

ヒルガオの発芽から

種子は4つ蒔いて、現時点で3つ発芽。 写真は段階ごとになっていますが、その3つ発芽した同日の別々の個体です。 双葉の先は僅かに凹んでいるものの、アサガオのように深くは裂けていないようです。 この双葉になっているものは、一番初めに発芽したもので…

コヒルガオ Calystegia hederacea

道端に咲くヒルガオ科の花。 花色は白に近くてほんのりピンクといった感じ。 花の輪郭はヒルガオと比べると5角形のような感じがあり、花径は写真のもので3.5cmほど。だいたい3~4cmとされています。 あまり綺麗に撮れてませんが、雌しべの柱頭の様…

アイノコヒルガオ Calystegia hederacea x C. pubescens

ヒルガオとコヒルガオの交雑種とされ、中間的な特徴を持つとされます。 交雑種かどうか外見からの判断しか一般的な観察ではしようがないので、それと思われるものをあげています。 タイプはいろいろあると思われますがとりあえず記事前半は、花の大きさがヒ…

ヒルガオ Calystegia pubescens f. major

道端に見かけるヒルガオ科の花。 今回撮ったものは白い筋があまり見えず、ちょっと花色が濃い目な印象でした。 (2015年6月中旬) こちらは白い筋がよく見えます。それはさておき、やっぱり写真は天気のいい日がいいなぁ。 花径は5~6cmあります。 …

アメリカアサガオ Ipomoea hederacea

畑周辺の草地に咲く青色が綺麗な花。大豆畑には何故かマメアサガオ、ホシアサガオ、マルバルコウなどなど、ヒルガオ科の花がよく咲いています。時に普通のアサガオを見かけることも。 1枚目の青い花の写真の右上奥にもチラッと写ってますが、紅紫系の花もあ…

マルバアサガオ Ipomoea purpurea

古くに観賞用に持ち込まれたアサガオの一種。あまり多くはないですが、たまに道端に見られます。花の大きさは一般的なアサガオより小さいか同じくらい。 萼裂片は幅があり先が尖る。同じように道端などで見かけるアメリカアサガオ(マルバアメリカアサガオ)…

ホシアサガオ Ipomoea triloba (+マメアサガオとの比較)

マメアサガオから遅れること約3週間、咲き始めたホシアサガオ。 マメアサガオと混生しているホシアサガオ。畑の縁や道端の草地など同じような場所に咲いています。 花を寄せてみました。写真ではホシアサガオが小さいですが、やや小さめの花だっただけで基…

マルバアメリカアサガオ Ipomoea hederacea var. integriuscula

道端に見かけるヒルガオ科の花。花径は3cm程度と小さいですが、花そのものはよく園芸栽培される一般的なアサガオによく似ています。 アサガオと同じように花の中心の筒部は白く、そこから光が放たれているかのように感じます。 萼の辺りには長毛が密生し…

マメアサガオ Ipomoea lacunosa

道端の草地、畑の縁などで見かけるヒルガオ科の花。花色はほんのり紅色がかっていますが、ほぼ白い花をしています。はっきりと色がついているベニバナマメアサガオ(f. purpurata)というのもあるそうです。 花柄にイボ状の突起があります。 葉の形には丸い…

マルバルコウ Ipomoea coccinea

(※主にマルバルコウの記事として書き直しました。) 道端に咲くつる性の花。朱赤色の漏斗状の花が可愛らしいです。 「マルバルコウソウ」と覚えていましたが、「ソウ」がいらなかったようです。 花径は約2cm。 花の長さは、萼の部分まで入れて2.5cm…

ハマヒルガオ Calystegia soldanella

(2017年5月上旬) 海岸の砂浜や付近の道端で見られるヒルガオ科の花。花径は5cm程度。(いくつか記事内の画像をより綺麗なものに入れ替えました。2017.5) (2017年5月上旬) 地下茎から花を咲かせますが、まるで砂が花を咲かせたかのよう。 …