マルバアサガオ Ipomoea purpurea
古くに観賞用に持ち込まれたアサガオの一種。あまり多くはないですが、たまに道端に見られます。花の大きさは一般的なアサガオより小さいか同じくらい。
萼裂片は幅があり先が尖る。同じように道端などで見かけるアメリカアサガオ(マルバアメリカアサガオ)はほっそりしています。
葉はその名の通り、丸い葉をしています。
上の写真のトリミング。葉の表面には毛が生えています。
花後は下を向くのも特徴のようです。
マルバアサガオに限らないですが、朝顔の花は中心から光が溢れてくるような色合いがとても美しいです。・・・と、ここまでは学名からは基本色?と思われる紫の花でしたが、観賞用でもあるので栽培品種が多く花色は多数あるようです。
こちらは色鮮やかな赤系の花。昨年の11月後半に撮ったものでかなり小振りでしたが、けっこう寒い時期まで咲くようです。
茎にはやや長い毛が生える。
さすがに時期が終わりに近いので葉も小さめのものがわずかにある程度でした。
萼の毛はやや少な目。
こちらは比較的最近撮った花。全体に白くうっすら紫色の斑があるタイプ。
一応こちらも萼の様子。
丸すぎる葉ですが(笑)葉の両面とも毛が生えています。毛の量には個体差か栽培品種により差があるかも?
他に似た感じの葉をした朝顔にはノアサガオがあり、全体に大型で蔓がよく伸び民家の塀などを覆いつくすように広がった姿をよく見かけます。同じく栽培品種が複数あるようです。
(追加画像)
街路樹に絡んでいたマルバアサガオ。(主に写っている葉はマルバアサガオの葉ではありません)
☆関連記事リンク☆