Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

サトイモ科

ウキクサ Spirodela polyrhiza

昨日のアオウキクサと混じってところどころに見られた同じくサトイモ科の浮遊植物。(属は違う。) 中心などに見える大きめのものがウキクサで、周辺の小さなものはアオウキクサ。 葉状体は写真の大きいもので6~7mm。 同じ場所のアオウキクサは2~3m…

アオウキクサ Lemna aoukikusa

水田などでよく見かけるサトイモ科の浮遊植物。 苞葉の中に雄しべ2個と雌しべ1個だけからなる花があるそうです。 一応、矢印の部分にあるのはそれぞれ雄しべ(紫色)、雌しべ(白色)ですが、苞葉の様子もわからなければ、雄しべが2個+雌しべ1個と揃っ…

ムサシアブミ Arisaema ringens

光がほとんど差さないような林で咲いていたサトイモ科の花。 大きな葉に隠れるように仏炎苞がありました。 テンナンショウ属の仲間ではウラシマソウやミミガタテンナンショウはよく見かけますが、ムサシアブミは初めて見ました。 ウラシマソウなどと違って、…

カラスビシャク Pinellia ternata

畦道など道端の草地によく見かけるサトイモ科の植物です。 草丈は写真のもので20cm程度。 内部なので見えませんが、仏炎苞の内に雄花と雌花を多数つけた肉穂花序があるサトイモ科特有の花。 一つ前の写真のように、肉穂花序の付属体が長く上に伸びます。…

ウラシマソウ Arisaema thunbergii ssp. urashima

林縁などで見かけるサトイモ科の植物。まだ仏炎苞は開いてませんでしたが、名前の由来につながる、内部の付属体から伸びた特徴的なひも状のものは出ていました。 これを浦島太郎の釣り糸に喩えてウラシマソウと名付けられています。分かりやすくてとてもうま…

ミミガタテンナンショウ Arisaema limbatum

林内など日陰に育つサトイモ科の植物。 仏炎苞と呼ばれる苞の中に見える棒状のものは付属体で、外から見えない仏炎苞内部の奥の方に雄しべ或いは雌しべだけの花がびっしりと付くようです。そういえば、覗いてみたことあったかな~。 似た仲間がいくつかあり…