Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ノジギク Chrysanthemum japonense

兵庫県以西~四国、九州などの沿岸部に分布するキク科の花で、もちろんうちは分布域外ですが、以前から庭に咲いているもの。 どういう経緯でうちにあるのかわからないので気になりますが、一応特徴は備えていると思うのでノジギクとしてあげておきます。 花…

アラカシ Quercus glauca

ブナ科の常緑高木で、ドングリシリーズは7つ目です。 果実が落ちるのは遅いようで、まだあまり落ちていたものはありませんでした。 あまり果実自体が出来てないようでしたが。(目の届かない上の方にはもっとあったのかも) 堅果は少し重心が先端よりでぷっ…

キク(イエギク) Chrysanthemum morifolium

庭などでよく栽培される花ですが、民家周辺や道端にもたまに野生化したものも見られます。 栽培されているものは花色も大きさも咲き方も様々で、どのくらい種類があるのかもわかりませんが、個人的に身近で道端などに見かけるものは写真のような感じのタイプ…

サザンカ Camellia sasanqua

公園や庭などによく植えられるツバキ科の常緑樹。 元々の自生は九州や沖縄といった暖かい地域のようで、花色は白が基本のようです。 花弁は5~7枚で、雄しべは多数。 よく見ると、中心に先が3つに分かれた雌しべがあります。たまに4つに分かれたものもあ…

シラカシ Quercus myrsinifolia

林縁などでよく見かけるブナ科常緑高木。ドングリシリーズの6つ目。 少し前に撮ったものですが、台風などもあったので葉も果実もけっこう落ちてしまっていました。 かなり大きくなる樹木ですが、生垣など庭木としても植えられていることも多いようです。 堅…

ナワシログミ Elaeagnus pungens

秋~冬咲きのグミ類の一つ。 もともと海岸近くに育つ常緑低木のようですが、写真のものは植栽されたもの。 花には強めの芳香があります。花弁のようなものは萼筒で先端が4つに裂けます。 中を覗くと雄しべ4と雌しべ一つが見えます。 萼筒の基部付近から子…

コボタンヅル Clematis apiifolia var. biternata

林縁などに生えるキンポウゲ科のつる植物。 一度上げていたことがあるのですが、葉の様子に気になる点があったので一旦下げていました。 ということで、果実(痩果)の様子を確認しての再アップになります。 果実上部の縁には短毛があります。表面にはボタン…

スダジイ Castanopsis sieboldii

ブナ科の常緑高木の果実。ドングリシリーズの5つ目です。シイの実とも呼ばれます。 食べたことはありませんが、生食もできるらしいです。 神社の周囲の森林などでよく大木を見かけます。 果実(堅果)はクヌギのような丸い感じでなく、コナラなどのようにタ…