2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
アヤメ科の常緑多年草の花。 林縁のような場所で見かけるほか、公園や庭などでもよく植えられています。 やや日陰で湿り気のある場所を好むようです。 花は一日花ですが、一つの花茎に花はいくつか付きます。 外花被片の縁は細かく切れ込み、中央にはオレン…
林縁に見かけたニガキ科落葉高木の花。 名前の由来は全体に苦味があることからだそうです。 生薬にもなっていて某有名胃薬の成分欄にも名前が見られます。 雌雄異株。この写真は雄株の雄花花序。淡い黄緑色の小さな花を多数咲かせています。 こちらは雌株、…
他の樹木などに絡むつる性のマメ科落葉樹。 少々花期はピークが過ぎた頃かもしれませんが、あちこちで林縁を紫に染めている様子を見かけます。 花は基部寄りから順に先端に向かって咲き進む。 その辺で見かける花序の長さは30~40cm台程度が多いと思い…
植栽の植木の下に咲いていた花。タツナミソウの変種。 よく園芸栽培もされているようで、どこからかやってきたものかもしれません。 民家周辺などでもたまに見かけます。 花は比較的密につき見映えします。そのあたりとコンパクトな草姿が園芸栽培される理由…
住宅地の道路の縁で見かけたスイカズラ科の花。 小さな花でも密に咲いているので遠目でもそれなりに目をひきます。 花径は2mくらい。 花冠は5裂が基本ですが、6裂だったりけっこう歪なものも多くありました。 花色はほぼ白色。蕾と一部の花冠裂片はやや…
(2017年2月下旬)雌花花序。 現在花期ではないですが、イヌコリヤナギをあげた流れでアップしておきます。庭の植木です。 今時期の様子はこんな感じ。 雌雄異株で雌株なのですが、雄株がないためか結実しないようで柳絮(りゅうじょ)と呼ばれるヤナギ…
河川沿いで見かけたヤナギ科の落葉樹。 花序(果序)はたいてい対生しています。花は葉に先だって咲くタイプ。 (花期の様子を下の方に追加しました。) もうすでに果実は裂開していて、柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる綿毛が出ています。 写真のものは樹高2…
川沿いでみられたヤナギ科の樹木。 果実の先の嘴状に伸びた部分がずいぶん目立ってます。その上にかなり短い花柱が残っています。果実期の様子ではありますが子房は無毛。 (花期の様子を下の方に追加) 一応この柳も高木サイズになるようですが、樹高はこの…
川沿いに見られたヤナギ科の落葉樹。 低木状が多いのかもしれませんが、ギリギリ高木と呼ばれる範囲にまではなるらしいです。写真のものは2~3m程度。 3月に撮った花の中でこれはカワヤナギのものだったようです。 葉に先だって花が咲くタイプ。 特徴と…
川沿いで見かけるヤナギ科の落葉低~高木。 果実が裂開し柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる綿毛が出てきている状態。 ここには4種類のヤナギ属が生えているようです。実は3月にこの場所で花を見ているのですが、ヤナギ属への知識がなかった上に冬を挟んでボケ…
(2016年4月上旬) 湿地や浅い沼地で育つミツガシワ科の花。 今年はいつもより花があまり見られないようです。 (2017年4月下旬) 春に30cmくらいの花序を伸ばし花を咲かせます。 (2017年4月下旬) 花冠は漏斗状で5裂し、内側にある縮…
先にあげたコマユミと同じように林などに見られる他、植栽されることも多いニシキギ科の落葉低木。 コマユミとの違いは枝に発達したコルク室の翼があること。 花径は写真のものは7mmあるかないかですが、個体差でもう少し大きいものもあるし花の様子含め…
林などに生えるほか植栽もよくされているニシキギ科の落葉低木。 ニシキギの品種で枝に翼がないもの。 黄緑色の花弁の4弁花で雄しべが4つと雌しべが一つ。 萼は浅く4裂していて丸みがある半楕円形のような形。 花径は1cmくらい。 集散花序は枝の途中の…
バラ科の落葉高木。 タイトルはナナカマドとしていますが、変種のサビバナナカマド(var. rufoferruginea)の可能性も考えられます。 サビバナナカマドは小葉の裏(特に主脈沿い)に褐色の長い毛があり、萼筒や花柄にも褐色の毛があるもののようです。小葉裏…
公園や庭木としてよく見かけるユズリハ科の常緑高木。 雌雄異株で写真は雌株の雌花花序。 花弁のない花で、3つに分かれた柱頭があります。(柱頭は2~4個らしい) また、何枚なのかよくわかりませんが、膨らんだ子房のすぐ下に小さな萼片が複数見えます。…
公園などで見かけるほか、林内でもよく見かけるツツジ。 半落葉性の低木で、2~3mくらいのものも見かけます。 花色は一般的なものは朱色系。新緑の色もそうですが、全体に淡いというか柔らかい印象があるつつじ。 花冠裂片5で上側には濃い色の蜜標があり…
庭木や公園樹でよく見かけるツツジ科の落葉低木。 花のシーズンとしてはかなり後半ですが、場所によってはまだ咲いているようです。 白い壺形の花を下向きに多数ぶら下げます。 花柄は花冠と同じ真っ白(基部に近い方では緑色)。 よく見ると裂片のほっそり…
庭木や街路樹としてよく見かけるミズキ科の落葉高木。 ひと月くらい遅れて花を見かけるようになるヤマボウシに似ているのでアメリカヤマボウシといますが、一般的にはハナミズキ。 白い花びらのような部分は総苞片で4枚、花は小さく中心に集まって咲いてい…
海岸で咲いていたグミ科の花。 昨年、花の様子が分かる前にアキグミの記事内にタイプBとして載せていたものなのですが、春になり花の様子が確認でき、はっきりアキグミでないことがわかりました。 どうやら、ロシアンオリーブ(或いはヤナギバグミなど)と…
モクセイ科の落葉高木で、林などに生えるほか公園樹や街路樹としても植えらています。 円錐状の花序に白い花が多数ふわふわと咲いてます。 雄花を咲かせる雄株と、両性花の株があります。写真のものは雄株の雄花。 混み入ってて分かりづらいですが、花冠は線…
庭木や公園樹にされるクスノキ科の常緑高木。 葉などに独特の香りがあり、香料としてもよく知られている樹木。 枝は勢いがあり上へ上へと良く伸びます。 雌雄異株でこちらは雄株。 雄花は白っぽい花被片が4枚、雄しべ8~12の他に黄色い腺体があります。 …
林縁で見かけたカバノキ科の落葉高木。 だいぶ葉も茂ってきているし、タイミングがいまいちだったか花はあまり見当たらず。 (追記:2019年、別の場所で撮った写真を下の方に追加。) 雌雄同株で写真は雄花花序。雄花花序は前年枝から出ています。 花弁はな…
公園の草地でぽつんと咲いていたユリ科の花。 花の少し下に苞が2枚あります。基本的に2枚ですが時に3枚のこともあるそうです。 花被片の外側には紅色の筋がある。 花被片(外花被片)は2.6cmくらいでした。 花は半開きなので開き具合によりけりです…
林などに生えるバラ科落葉低木で、庭木や公園樹などでも見られる花。 八重咲きになったヤエヤマブキ(f. plena)もよく見かけます。 花は5弁の整った形。 多数の雄しべがあります。 雌しべは5本(~8本?)あるそうですが、適当に撮れば写るだろうと思い…
(3月下旬) 林内で見かけるカバノキ科の落葉高木。 (3月下旬) 無数の花序が枝にびっしり垂れ下がっていて、空が赤味がかってみえます・・・ってほどではないかもしれませんが、けっこうな花数で印象的。 (3月下旬) 雌雄同株で写真は雄花花序。 雄花…
ニオイタチツボスミレの一品種。 なんとなくこれまで見たことがあるニオイタチツボスミレより葉の茂り具合が凄くて目を引いたので足を止めて見てみたことで、気づきました。 側弁無毛や柱頭の様子、丸みを帯びた花弁や色合いなどは特に変わりなし。 距の太い…
けっこうあちらこちらで目にするクワ科の落葉高木の花。 雌雄異株ですが、同株のものもあります。 低木サイズをよく見かけますが、写真のものは5mはありそうな大きなもの。 雄花は雄しべ4つで、紅紫色を帯びた花被片に花糸がくるまれているような感じ。 …
(2016年6月下旬) 街路樹として見かける常緑高木。庭木にもされます。 雌雄異株。 この写真は雄花花序の様子。写真中央の花は雄しべ5ですが、5~8だそうです。 風媒花なので触れると花粉がよく舞います。 こちらも雄花花序。雄花花序は定規を当てた…
土手になった草地に咲いていたキンポウゲ科の花。 近くに植栽されたものらしき花が咲いていることに後から気づいたので、その逸出品のようです。 花径は約4.5cm程度あり、見栄えのする花。 別名がヒメリュウキンカですが、どのへんが「ヒメ」なのかわか…
明るい林の中で見かけたスイカズラ科落葉低木。名前も素敵ですが、なんともいい雰囲気を持った花。 写真のものは1mもない感じ。 花は葉腋から1つあるいは2個ずつぶら下がって咲いています。 下から見た花の様子。 花冠は漏斗状で先が星形に裂けています…