Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ウグイスカグラ Lonicera gracilipes var. glabra

花の写真

明るい林の中で見かけたスイカズラ科落葉低木。名前も素敵ですが、なんともいい雰囲気を持った花。

 

全体像

写真のものは1mもない感じ。

 

ぶら下がった花の様子

花は葉腋から1つあるいは2個ずつぶら下がって咲いています。

 

下から見た様子

下から見た花の様子。

花冠は漏斗状で先が星形に裂けています。雄しべ5つと雌しべが1つ。

 

花径

花径は1.5cmほどでした。

 

花柄の長さ

適当な合わせ方ですが花柄は写真のもので1.5cmくらい。

もう少し長めのものもありました。

 

葉の様子

葉の長さ

葉はまだ若葉と思いますが、平均的なもので長さ2cmちょっとでした。

 

葉の表

葉の縁に毛が生えています。表面自体はほぼ無毛。

 

葉裏の様子

葉裏は主脈上に毛が散生しているのが見えます。それ以外の部分はほぼ無毛。

若い果実が写っていますが、赤い果実(液果)ができるようです。なぜかこれまで未確認だったので、また今度見てみたいと思います。

 

幹の様子

樹皮は滑らかな感じですが、古くなると縦に裂けるそうです。

 

仲間には花や葉などに毛が目立つヤマウグイスカグラ(var. gracilipes)と、さらに腺毛も混じるミヤマウグイスカグラ(var. glandulosa)があるようです。

 

(追加画像)

果実の様子

(5月中旬、以下2枚追加)果実(液果)の様子。

赤く熟していました。先端に萼が残っています。基部の方には小さい苞葉も残っているのが可愛らしい。

 

果実の長さ

果実の長さは1cmちょっとといったところでした。