Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

モクセイ科

キンモクセイ Osmanthus fragrans var. aurantiacus

庭木などでよく見かけるモクセイ科の常緑小高木。雌雄異株。通常、日本で見られるものは雄株のみだそう。 花期は10月頃。離れた場所までよく漂う香りで開花に気づかされることがあります。 (2017年10月中旬) 写真は鉢植えの様子になりますが、自然…

シルバープリベット(コミノネズミモチ) Ligustrum sinense 'Variegatum'

庭木として植えられるモクセイ科の樹木で、コミノネズミモチの斑入りの園芸品種。 冬場は斑入りの葉があり常緑樹と思っていましたが、Ligustrum sinense の解説では、落葉樹とされていました。気温がより低い地域では落葉するということなのか、園芸品種だか…

オウバイモドキ(ウンナンオウバイ) Jasminum mesnyi

庭木や公園樹としてみかけるモクセイ科の常緑低木。 一般的にジャスミンと呼ばれる花たちと同属の仲間ですが、特に香りはありません。 海外wikiによれば、花は通常栽培されているものは二重咲きですが、一重咲きのものもあるようです。 花冠の中心には橙色の…

チョウセンレンギョウ Forsythia koreana

3月下旬ころから葉に先だって花を咲かせるモクセイ科の落葉低木。 仲間でよく見かけるシナレンギョウ(F. viridissima)は葉の展開と開花が同時。レンギョウ(F. suspensa)はチョウセンレンギョウと同じように花が先。(レンギョウは個人的にまだ確認した…

シナレンギョウ Forsythia viridissima

庭や公園などによく植えられているモクセイ科の落葉低木。 一般的に「レンギョウ」と呼ばれ栽培されるものには、このシナレンギョウの他に、レンギョウ(F. suspensa)、チョウセンレンギョウ(F. koreana)、和名不明でレンギョウとシナレンギョウの交雑種…

マルバアオダモ Fraxinus sieboldiana

モクセイ科の落葉高木で、林などに生えるほか公園樹や街路樹としても植えらています。 円錐状の花序に白い花が多数ふわふわと咲いてます。 雄花を咲かせる雄株と、両性花の株があります。写真のものは雄株の雄花。 混み入ってて分かりづらいですが、花冠は線…

トウネズミモチ Ligustrum lucidum

道路沿いや公園樹などで植栽されているのを見かけるモクセイ科の常緑樹。 ときどき、自然発芽したものが育っているのも見かけます。 刈り込まれたりしていなければかなり高くなります。 花の写真は手ごろなサイズの自然発芽したと思われるもので撮りました。…

ネズミモチ Ligustrum japonicum

駐車場の植栽のネズミモチ。「モチ」とつきますが、モチノキ科ではなくモクセイ科の常緑樹。 円錐花序に多数の白い花を咲かせています。香りはイボタノキなどと同じような感じ。 花冠は先が4裂し反り返っていて筒部は短い。 雄しべは花糸まで花冠から飛び出…

オオバイボタ Ligustrum ovalifolium

海岸方面や河口付近で見かけるモクセイ科樹木の花。 円錐花序に花を咲かせますが、まだほとんど咲き始めで蕾のものが多いです。 花は白色で、先は4裂。 横からみると、雄しべの葯はちょっと見える程度。 花は正面からで8mmくらい。裂片は3mmくらいで…

イボタノキ Ligustrum obtusifolium

日当たりのいい山野に生えるモクセイ科の落葉低木。(暖かいところでは落葉しないらしいですが。) ライラックの台木としても知られますが、ライラックの台木から育ったうちのイボタノキの様子は、環境の差なのか少々見た目に違いがあります。(それについて…