オウバイモドキ(ウンナンオウバイ) Jasminum mesnyi
庭木や公園樹としてみかけるモクセイ科の常緑低木。
一般的にジャスミンと呼ばれる花たちと同属の仲間ですが、特に香りはありません。
海外wikiによれば、花は通常栽培されているものは二重咲きですが、一重咲きのものもあるようです。
花冠の中心には橙色の筋があり、雄しべは2本、雌しべは1本。
内側を向いて花粉が出ているようですが、結実はしないらしい。(一重のものはどうなんだろう?)
雄しべ、或いは雌しべもかもしれませんが、花弁化しかけているものもありました。
花径は3.5cmくらい。
似た花のオウバイ(J. nudiflorum)より一回り大きな花をしています。
花は対生し、花冠には筒部がある。
蕾の様子。萼裂片は8枚。5~8枚とされているようです。
葉は対生し3小葉。側小葉に柄はない。
小葉2枚というのもありました。
こちらは1枚。
葉表はほぼ無毛で縁の辺りに毛が見えます。
葉縁は微小な鋸歯があるようです。
葉裏はやや淡い色で、無毛。
枝の断面は四角で稜があります。