Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ダイコンソウ Geum japonicum

林内や林縁で咲いていたバラ科の野草。 名前は根生葉の様子から付いたもので、花の様子自体はキジムシロ属のような感じの花。 黄色の5弁花で、雄しべ雌しべは多数。花弁の基部がちょっと赤味を帯びている。 萼片は5つあり強く反り返っている。その間に小さ…

ムラサキウマゴヤシ(アルファルファ) Medicago sativa

和名のように馬などの飼料として、或いはスプラウトとして若芽が食用に栽培されるマメ科の植物。身近では野生化したものは滅多に見かけませんが、今回たまたま咲いていました。その昔、うちでスプラウト用の種を蒔いてみたときは数年で自然消滅したのであま…

クマヤナギ Berchemia racemosa

林の縁で見かけた半つる性の落葉低木で、ヤナギと付いていますがクロウメモドキ科の植物。 枝先に複総状花序を出して小さな花を多数咲かせます。 花序内は特に毛などはなさそうです。 てっきり花弁を持たない花なのかと思いましたが、雄しべの花糸が幅広くな…

ヒメチドメ Hydrocotyle yabei

林の中のような薄暗い場所に生えるウコギ科の植物でチドメグサの仲間。 葉がかなり小さいので注意していなければ気づきにくいです。 散形花序に数個の花を付けます。花序は葉の高さより低いかほぼ同じでオオチドメのように目立って突き抜けません。 一つ上の…

トモエソウ Hypericum ascyron subsp. ascyron var. ascyron

林の縁に見かけたオトギリソウ科オトギリソウ属の花。 草丈は1m超えるくらいにまでなります。 名前の由来は花弁が巴状に捩れていることから。 花径は写真のもので5.5cmほど。遠目にも目立つ立派な大きさ。 5つの束に多数の雄しべがあり、花糸の上部…

ハナスベリヒユ(ポーチュラカ) Portulaca oleracea x P. pilosa subsp. grandiflora

花壇や鉢などに植えられるスベリヒユ科の花で、マツバボタンとスベリヒユの交雑種。 匍匐性でよく広がります。花弁は基本的には5枚で、花色は黄色~赤色系が多いですが変化もあります。 多数の雄しべとそれより長く伸びた花柱の雌しべが1本。柱頭は写真の…

ホテイアオイ Eichhornia crassipes

水鉢や池などで育てられるミズアオイ科の花。 花被片は6枚で薄紫色。 花序の花は一斉に咲いて一日で終わる一日花だそうです。因みに花数は7輪でした。 上側の花被片には蜜標の役割と思われる青に黄色の斑紋があります。 透けているのか裏側にも色が付いて…

ツクバネアサガオ(ペチュニア) Petunia x hybrida

花壇や鉢植えでよく栽培されるナス科の花で、園芸品種は多数です。 逸出したものもたまに見られます。 こちらは現状小さい株ですが、やや紅色を帯びたもの。 もっと紅色が強い株も近くにありましたが、周辺環境が綺麗じゃないので撮りませんでした。 因みに…

ミナヅキ Hydrangea paniculata f. grandiflora

古くから園芸栽培されてきたアジサイ科の落葉低木で、ノリウツギの両性花が装飾花に代わったもの。 学名は f. grandiflora でなく、'Grandiflora' とされていることもあります。 自然に装飾花が多くなったものと見るか、装飾花が多めのものを人間によって選…

コスモス Cosmos bipinnatus

コスモスといえば秋のイメージですが、6月頃からちらほらと花は見かけるようになります。 以前、コスモス畑にされていた場所ですが、こぼれ種で育ったものがまばらに育っていました。 舌状花は無性です。 筒状花は両性。 周囲から中心に向かって咲き進んで…

ムクゲ Hibiscus syriacus

公園や庭などに植えられるアオイ科の落葉低木。 花の咲き方には八重咲きもあり、花色は白色~赤色系、或いは青味が強いものなどもあります。 (2017年8月中旬) 赤味が強い一重の花。 (2016年8月上旬) 一重の白色。 この花は少しだけ雄しべが花…

ヒエンソウ Consolida ajacis

よく庭や花壇などで育てられているキンポウゲ科の一年草。 特に似た花もないかなと思っていたらYlistで検索すると「ルリヒエンソウ(C. regalis)」という花もあることを知りました。 違いについては海外のサイトになりますが Illinois Wildflower というサ…

ハマサオトメカズラ Paederia scandens var. maritima

アカネ科のつる植物で、ヘクソカズラの海岸型変種です。特に分けないのが普通です。 花などの様子は特に違いはなく、葉に厚みがあり表面に照りがあるのが一応の特徴。 ただし変化は連続的で、強い日差しや風の影響などで葉が変化しただけに見えます。 という…

オシロイバナ Mirabilis jalapa

観賞用に栽培される花で、丈夫なので放任でも良く育ち、たまに野生化状態のものも見かけます。 花は夕方から咲き始めます。 花色は白色や黄色に絞りが入るものや、咲き分けなど色々。 花冠に見えるものは萼由来だそうです。 まだ咲き始めたばかりの様子で雄…

ウキクサ Spirodela polyrhiza

昨日のアオウキクサと混じってところどころに見られた同じくサトイモ科の浮遊植物。(属は違う。) 中心などに見える大きめのものがウキクサで、周辺の小さなものはアオウキクサ。 葉状体は写真の大きいもので6~7mm。 同じ場所のアオウキクサは2~3m…

アオウキクサ Lemna aoukikusa

水田などでよく見かけるサトイモ科の浮遊植物。 苞葉の中に雄しべ2個と雌しべ1個だけからなる花があるそうです。 一応、矢印の部分にあるのはそれぞれ雄しべ(紫色)、雌しべ(白色)ですが、苞葉の様子もわからなければ、雄しべが2個+雌しべ1個と揃っ…

フウセンカズラ Cardiospermum halicacabum

園芸栽培されるムクロジ科のつる植物。グリーンカーテンなどに利用されることがあるようです。 たまに民家周辺などで逸出したものが見られます。写真は川べりに生えていたもの。 まだ花がちらほら咲き始めたばかりです。 花は白色の4弁花。 中心に先端がオ…

ハナゾノツクバネウツギ Abelia x grandiflora

公園や道路沿いなどでよく植栽されているスイカズラ科の常緑低木。 アベリアやハナツクバネウツギとも呼ばれます。 写真の株はまだ花が少ないですが、日当たりのいい場所では一足早く花が咲き揃ってきています。 花はやや俯き加減に咲きます。 花冠は白色、…

ナンテン Nandina domestica

縁起木として庭植えされることが多いメギ科の常緑低木。 写真はほとんど日の当たらない林の中に生えていたもの。その昔植えられたものなのか、どこからか自然にやってきたものかは不明。 花は白色で花弁は強く反り返ります。 6枚あるようですが、落ちやすい…

キョウチクトウ Nerium oleander var. indicum

庭木などとして植えられる常緑低木(小高木)の花。 名前は、「竹」のような葉をし「桃」の花のような花を咲かせることから付いた中国名「夾竹桃」を音読みしたもの。 ということで一番最初の写真は桃色の花にしましたが、以降載せているのは観察の都合で白…

ハナカンナ(カンナ) Canna x generalis

遠目に見ていて花の様子がどうなってるんだろうと以前から気になっていた花。 園芸栽培される花ですが、増えたものを持て余して植えられたものなのか、ひょんなところで咲いていることもあります。 人の背丈ほどから2mクラスまで大きなものもありますが、…

セイヨウフウチョウソウ Tarenaya hassleriana

川辺の草地に咲いていた花。 園芸的にはクレオメと旧属名で呼ばれていることが多いです。 ぽつんと一株だけ、かなり丈のある草たちに囲まれて咲いていました。 茎頂の総状花序に花を多数咲かせます。 まだ咲き始めで花序は短めですが、これから咲き進むとぐ…

アジサイ Hydrangea macrophylla

梅雨時期の花の代表格的な花。 学名上は以前載せたガクアジサイの方がアジサイの一品種とされますが、実際にはアジサイの方がガクアジサイの栽培種で、ほとんどの小花が萼の発達した装飾花に変化し手毬咲きになったものがアジサイと呼ばれます。そうした咲き…

キキョウ Platycodon grandiflorus

公園や民家の庭先などで見かける花。 園芸品種もいくつかあり、写真のものも園芸品種かと思います。 草丈は一番高いものでは120cmくらいありました。 花径は平均的なもので7cm前後。 一般的に草丈は30~100cm程度、花径は3~5cmとされて…

ストケシア(ルリギク) Stokesia laevis

海岸の道路沿い土手の草地に咲いていたキク科の花。 通常は園芸栽培される花です。 さすがに場所が場所なのでワイルドな感じに咲いています。 近くに民家があるような場所でもないし、付近に花壇などもないですが、例えば道路が作られたばかりの頃などのずっ…

サボンソウ Saponaria officinalis

園芸栽培されるほか、たまに道路縁などにも見かけるナデシコ科の花。 花色は白色~薄紅色などあります。 雄しべは10本。 花弁の舷部の基部に2つずつ突起状の付属体があります。 雄性先熟のようで先ほどの画像では中心に小さくしか見えませんでしたが、終…

ヒメヒオウギズイセン Crocosmia x crocosmiiflora

よく園芸栽培される花で、スイセンと付きますがアヤメ科の花。 ヒオウギズイセン(C. aurea)とヒメトウショウブ(C. pottsii)の交配種といわれています。 花はやや俯き咲きます。 花被片は6で、雄しべは3本、雌しべの花柱は3裂。 内側には赤い斑点があ…

アプテニア

海岸方面で見かけたハマミズナ科の花。 ハナヅルソウのつもりでいたのですが、どうもそう簡単ではないようではっきりしないところもあるので一般的な呼び名の一つで「アプテニア」としました。 前置きが長くなりますが、ハナヅルソウの学名は Ylist では Mes…

ガクアジサイ(ハマアジサイ) Hydrangea macrophylla f. normalis

ガクアジサイは栽培されるアジサイの原種で、房総半島、三浦半島、伊豆諸島など海岸方面に自生がある落葉低木。 写真のものも海岸付近の土手に生えていて見た目には野生的なのですが、自生地でないのでだいぶ昔に植栽されたものなんだろうと思います。という…

ベニガク Hydrangea serrata var. japonica

装飾花が白から紅色に変化するヤマアジサイの変種。 両性花は白色。写真のものは蕾では少し青味を含んでました。 両性花の花径は、約7mm。 雄しべ10本、雌しべは柱頭が3つ。 装飾花の萼片は3~5枚。縁には鋸歯があります。 ほんのり紅色を帯びてきて…