カランコエ Kalanchoe blossfeldiana
ベンケイソウ科の常緑多肉植物。
冬に花を咲かせる鉢花の定番で、単にカランコエというとこの花のことを指すのが一般的。
ベニベンケイと呼ばれることもあります。
園芸品種が多く、花色は赤~白、黄色、や緑色など様々。咲き方にも八重咲きなどあります。他に葉が斑入りのものもあるらしい。
草丈は45cm程度になるものもあるそう。写真のものは摘芯していますが、毎年だいだい15~20cm程度。
いくつか育ててみた感じでは、枝が出やすいものとそうでないものもあったり、園芸品種により差があると思います。
雄しべは長短がありそれぞれ4本ずつの計8本。
雌しべの花柱は4本。
花冠裂片は4で、筒部はやや壺形に下半分が膨らんでいる。
萼片は4枚。
花径は1.0~1.5cmくらい。
花の長さも1.5cmくらい。
短日花で、冬になると茎頂から集散花序を伸ばす。
葉は対生。
比較的重なり合うように密につく。
中ほどに付く葉が一番大きく、上部と下部の方は小さめ。
葉柄は明瞭にあり、葉身は卵形でやや不規則な丸い鋸歯がある。
葉脈は主脈、あるいは少しの側脈まで、わずかに分かる。
園芸品種によっては形状も、葉脈の見え具合も少々差がある。
節からは根が出ていることもあり、下部の古い茎は木質化している。