Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ムクロジ科

ミツデカエデ Acer cissifolium

ムクロジ科の落葉高木。 カエデ属ですが、葉が3出複葉になるので一般的なイメージのカエデとはちょっと違った雰囲気。 葉の様子でいうとカエデ属ではメグスリノキやトネリコバノカエデ(ネグンドカエデ)などとは似た感じがあります。 山地の谷あいに自生す…

コハウチワカエデ Acer sieboldianum

ムクロジ科の落葉高木。 遠目にも先に載せたハウチワカエデより葉の切れ込みが目立ちます。 ハウチワカエデより葉が小さいということで「コ」が付くらしいですが、そこまで大きな差はないように見えました。 花序内には通常、雄花と両性花が混在しますが、写…

ハウチワカエデ Acer japonicum

ムクロジ科カエデ属の落葉高木。 カエデの仲間では比較的よく目立つ花をしています。 同一花序内に雄花と両性花をつけます。 このとき花期はすでに後半になっていて、雄花はこれからですが両性花に関しては写真のように花柱は萎れてしまっていました。(少し…

ノムラカエデ(ノムラモミジ) Acer amoenum 'Sanguineum'

若葉が紅色を帯びるオオモミジの園芸品種。 このあとは、だんだん暗紅色になり真夏には暗緑色になるのですが、同じオオモミジの園芸品種に'Shojo nomura'(猩々野村)というものもあるそうで、そちらは夏でも葉は紅色を保つらしいです。イロハモミジの園芸品…

ウリハダカエデ Acer rufinerve

ムクロジ科カエデ属の落葉高木。写真は公園の植栽。 葉の展開とともに花を咲かせています。 雌株の雌花花序。 雌雄異株まれに同株とされます。ただ、環境の変化により性転換することもあるそうです。 雌花花序の長さは写真の様子で5cmくらい。雄花花序は…

イロハモミジ Acer palmatum

植栽されることも多いムクロジ科の落葉高木で、代表的な楓のひとつ。 4月くらいに新葉の展開に伴って赤色の花序をぶら下げます。 一般に雌雄同種とされ同じ花序内に雄花と両性花が混在するとされているのですが、この写真のように樹によっては雄花しか咲か…

フウセンカズラ Cardiospermum halicacabum

園芸栽培されるムクロジ科のつる植物。グリーンカーテンなどに利用されることがあるようです。 たまに民家周辺などで逸出したものが見られます。写真は川べりに生えていたもの。 まだ花がちらほら咲き始めたばかりです。 花は白色の4弁花。 中心に先端がオ…