2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
林の縁に見かけるユキノシタ科の植物。 花序の枝がよく分岐する特徴があります。花序の全体像はかなり大きく、この一つの枝で20cmくらいありました。 そういえば、どんな香りだったか忘れてしまいましたが、芳香もありました。 花序の先が垂れます。 細…
道端に見かけるオオバコ科の植物。 一応外見上の判断でオオバコと思えるものを載せていますが、基礎生物学研究所プレリリースというページの情報によれば、オオバコはセイヨウオオバコと未知のオオバコとの雑種が起源らしく、外見での見分けはかなり難しいと…
道端に見かけるトウダイグサ科の落葉高木でかなり樹高のあるものも見かけますが、先駆樹種でけっこうあちこち生えてくるので、低いものもよく見かけます。雌雄異株。 雄花は、雄しべが多数。 花弁はなく反り返った萼があるだけです。 確かめませんでしたが雄…
その名の通り、畦など湿地で育つアゼナ科の植物。 多数分岐してこんもりと広がります。 花は唇形花。上唇は浅く2裂し、下唇は3裂します。縁や上唇背面がほんのりピンク色。 葉腋から花が単性しますが、タケトアゼナや特にアメリカアゼナと比較すると対生に…
似た花のアゼナやタケトアゼナとともによく畦で見かけるアゼナ科の植物。 (タケトアゼナの記事でも同じようなことを書きましたが)アメリカアゼナの学名はYlistでは標準でLindernia dubia ssp. majorですが、The plant listでみるとそのL. d. ssp. majorはL…
似た花のアゼナやアメリカアゼナとともに畦などによく見られるアゼナ科の植物。 Ylistでは標準でタケトアゼナの学名はLindernia dubia ssp. dubia、アメリカアゼナはLindernia dubia ssp. majorとされています。The plant listではL. d. ssp. majorはL. dubi…
道端や畦、畑などに見かけるキク科の小さな植物。 葉腋に頭花をつけます。中心に集まっている先が4裂し先が暗紫色を帯びた筒状花が両性花。それらの周りに見えるさらに小さなたくさんの筒状花は雌花。 頭花は3mm程度とかなり小さいです。 葉には2,3対…
林の縁に見かけるミズキ科の落葉低木。ミズキと花の感じは似てますが花期がミズキより一か月以上あとになり見かけるようになります。 花弁4で雄しべが4の雌しべが1。 花径は8mm前後といった感じでしたが、花弁が少し反っているのでそれを考慮したら1…
海岸の砂浜などに育つヒユ科の植物。 点々と砂浜に生えています。 花は葉腋に付きますが、黄色の葯がちょっと目に付く程度で分かりづらい花です。 2枚の苞の間に咲いています。花被片は5枚だそうですが、やや白っぽい部分がそうなのかな~とは思うもののは…
林の中などで見られるキジカクシ科の植物。 花径は1cm程度。花被片は外花被片3内花被片3の計6枚。 上向きに沿った雌しべが1本あり、6本雄しべは下の方に纏まっていますが、一本だけ上の方にあるものもけっこうあったような。 短い花柄があり、苞があ…
海岸方面の明るい林の中で見かけるシソ科の植物。 下唇は3裂し、中央の裂片の縁は細かく裂けています。 上唇はかぶと状で毛が生えている。 花の幅は下唇の幅で約9mm。 先日載せた白花のセイヨウウツボグサは5mm程度だったので、ウツボグサの方が見た…
海岸に咲くムラサキ科の花。 スナビキソウは昨年7月に一度記事にしていたので、そこに新たな写真を入れ替えたり追加しようと思ったのですが、ほぼ丸ごとになってしまったので記事ごとあげ直すことにしました。 名前の由来は砂浜に地下茎を伸ばし増えること…
海岸などに咲くシソ科の花ですが、写真は庭のナミキソウ。 ずいぶん前によそから分けてもらったもので、今のところ身近な海岸などで自生するものを見かけたことはありませんが、どうも情報ではあるような感じなので見てみたいです。 花は2個ずつ(各葉腋に…
道端や芝生などによく見られるラン科の花。 まだ咲き始めたものがちらほら出てきたところです。 花は写真のもので横幅4mmでしたが、側萼片の開きが完全でない状態なのでもうちょっとあるかも。縦に測って5mmで、花の長さも5mmくらいでした。 唇弁の…
道端に咲くヒルガオ科の花。 花色は白に近くてほんのりピンクといった感じ。 花の輪郭はヒルガオと比べると5角形のような感じがあり、花径は写真のもので3.5cmほど。だいたい3~4cmとされています。 あまり綺麗に撮れてませんが、雌しべの柱頭の様…
ヒルガオとコヒルガオの交雑種とされ、中間的な特徴を持つとされます。 交雑種かどうか外見からの判断しか一般的な観察ではしようがないので、それと思われるものをあげています。 タイプはいろいろあると思われますがとりあえず記事前半は、花の大きさがヒ…
林の縁に見かけたクスノキ科の常緑高木。 当年枝の葉脈から散形花序をだします。 花被は6裂し平開せず丸っこい感じの花。 雄しべは12ということらしいですが、仮雄しべがいくつとか、腺体はあるのかなどについてはよくわかりません。 花を後ろから見た様…
林などに見かけるブナ科の落葉高木。 当年枝に花序を付けます。 雌雄同株で尾状花序に多数ついているのは雄花。 雄花の様子。萼は6裂だそうですが、そう見えなくもないといった程度の画像でもっとちゃんと撮れば良かったと思います。 雌花は花序の基部付近…
道端などに見かける大きな植物。 大きいものでは草丈が2mを超えるものも。 花序は総状花序。横に伸びたり垂れ気味だったり色々あります。 花被片5枚で整った花形をしているのでよく見ると可愛らしい花。 雄しべは10ですが、写真のものは11。雌しべの…
道端で見かけたものではなく家の鉢植え。 10年くらい前になんの花か忘れましたが、園芸店で売られていた何かのポットに生えていたのが気になってお願いしてもらってきたもの。 その後は「野草なのでほっといても増えるだろう」と一旦露地植えにしておいた…
林状の公園内で見かけたシソ科の花。 初めて見かけましたが、最近改修工事がなされた場所なので、土砂などと一緒に運ばれてきたのかと思います。 似た花に亜種にあたるウツボグサ(ssp. asiatica)があり白花品種もありますが、セイヨウウツボグサはウツボグ…
道端に見かけるタデ科の花。葉腋に小さな花を咲かせます。 花被は5裂しているのですが、たとえば1枚目の写真のように正面から見ると外側に3枚、内側に細めの2枚で外花被、内花被に分かれているように見えたりします。 でも、こちらの蕾の写真でみると縁…
道端の草地などで見かけるつる性の植物(木本)の花。 今回撮ったものは道端でもない場所で、岩に這っていたもの。 (2016年6月下旬) 一応、こんな風につる植物っぽい姿も見かけます。 でもけっこう草地で他の植物の合間に見かけることも多いかも。 雌…
河口の砂地に見かけるアブラナ科の花。 葉には艶があり多肉質。 花は1枚目の写真では花弁がなんとか2,3枚見えますが、0枚のものもあります。 こちらは1枚しかない。 一応アブラナ科らしい4弁花なのだろうと思いますが、これまで4弁揃った花をみたこ…
道端の草地に見かけるマメ科の花。 クララという響きの可愛らしい名前ですが、由来は根をかじると苦くて頭がクラクラするからだそうです。 総状花序にたくさんの花をつけています。 花序の長さは写真のもので一番下の花から先端までで15cmくらいでした。…
道端の草地に見かけるセリ科の花。 似た花のオヤブジラミより一か月くらいあとに見かけるようになります。 草丈は一般的には7,80cmくらいまでとされていますが、ここのものは普通に100cm超えているものばかりで、150cmくらいのものもありま…
道端に見かけるアブラナ科の花。 一か月ほど前に果実が2cm以上のナガミノイヌガラシ(f. longicarpa)をあげていますが、その後もどこで見かけてもまだ緑色の若い果実状態で2cm以上あるものばかりで、やっと2cmに満たないものに出会いました。 なの…
アスファルトの道路沿いなどで見かけるゴマノハグサ科の花。 花がしっかりと開いているのは朝だけのようで、昼すぎにはやや半開きのような感じになっています。(朝だけと書きましたが、夜のうちから咲いているかどうかは分かりません) 昼過ぎの花の様子。 …
林の縁などで見かけるキキョウ科の花。 花冠は長さ5cmほど。花色は淡紅色~白色まであります。 花冠の先は5裂していて、直径は4cm弱。 萼裂片の間にある付属体が反り返ります。実物を見たことはありませんが、似た花のヤマホタルブクロはこの部分に膨…
駐車場の植栽のネズミモチ。「モチ」とつきますが、モチノキ科ではなくモクセイ科の常緑樹。 円錐花序に多数の白い花を咲かせています。香りはイボタノキなどと同じような感じ。 花冠は先が4裂し反り返っていて筒部は短い。 雄しべは花糸まで花冠から飛び出…