Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

アオハダ Ilex macropoda

果実の写真

林で見かけたモチノキ科落葉高木の果実。

 

遠目に果実の写真

たくさん果実をつける感じでもないですが、控えめな感じもそれはそれでいい感じ。

たまたま今回は目線の位置に低い枝があったので赤い果実に気づきましたが、普段は「なにか咲いてないかな?」と下ばかり見ていることが多いので、なかなか樹木の花や果実には気づいていないことが多いです。

 

果実の長さ

落ちている果実がけっこうあります。測ってみると縦に6mmくらい。

なにも考えなしに縦に測ってましたが、後から考えてみると直径も測ればよかった。

 

葉の様子1

葉には浅い鋸歯があります。

 

葉の様子2

葉の形は卵形~広卵形とされますが、楕円形とか倒卵形のようなものもあると思います。

葉の色が先の写真と違って見えるのは、日陰(どちらにしても曇りですが)であることやフラッシュ使用が理由かなと思います。

 

短枝の葉

葉は互生ですが、短枝の先に束生しているものが多いようでした。

 

葉表

綺麗に撮れてませんでしたが、葉表には短毛が散生しています。

 

葉裏の様子

葉裏は葉脈に短い開出毛が生えています。

 

幹の様子

株立ちになっていました。樹皮は皮目が多数見られます。奥の方が古そうな幹ですが、横皺がありました。

名前の由来は樹皮がひっかくと簡単に剥がれ、内側(内皮)が青色(緑色)をしていることからだそうです。けど、そんな由来のおかげでその為(確認)だけにひっかかれるのはちょっと気の毒に思います(苦笑)枝が空洞だからと折られるウツギなんかよりはまだいいのかもですが。

 

因みに雌雄異株で花期は初夏くらいのようです。なんとか覚えておいて花の様子も見てみたいと思います。

 

(追加画像)

花の写真

(2018年5月中旬、以下4枚)

花が咲いていました。もう少しあとに見られるようになるウメモドキそっくり

雌雄異株で写真は雌花。

 

花冠裂片4のもの

花冠裂片は4つのものと5つのものが見られました。その辺もウメモドキに似ています。

雄しべはけっこうしっかり目立ちますが、葯は白色で退化しているようです。

 

花径

花径は、写真のもので6mmくらい。

 

花柄の長さ

花柄は5,6mm。果実期に測ったものと変わらないようです。

 

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