ケチョウセンアサガオ Datura wrightii
河口の砂地に見かけたナス科の植物。
花が萎れていますが、先に上げたヨウシュチョウセンアサガオと同じように、花は夜に咲きはじめ、翌日の朝まで咲きます。
こちらは別な場所で撮ったものですが、開花した花の様子です。
花径は10cmほど。
定規の長さが足りませんでしたが、花の長さは萼筒まで入れると20cmくらいはあります。ヨウシュチョウセンアサガオでは花径も長さもこの半分程度。
(チョウセンアサガオは実物を見たことがありませんが、検索して調べた感じではヨウシュチョウセンアサガオとこのケチョウセンアサガオの中間くらい?のようではあります。)
蕾は萼に包まれた写真の状態で10cmほど。キュウリのようです(笑)
葉は全縁か、わずかに鋸歯がある程度で、ヨウシュチョウセンアサガオのように目立ったものはないようです。
葉は両面とも短い軟毛が密生しています。
葉脈もですが葉柄にも軟毛が密生していて、白っぽく見えます。
茎の色なども紫色ですが、ビロード状に白い軟毛が密生し白っぽくみえます。
花後はヨウシュチョウセンアサガオと同じで萼筒の底だけ残って上部が落ちるようです。
こちらの写真は分離する前の様子ですが、どういう具合に切れ目があるのか不思議です。
この後、ヨウシュチョウセンアサガオと同じようにトゲのある果実となっていきますが、果実の様子は撮れていないのでまたそのうち撮ることができたら追加しておきたいと思います。
(追加画像)
(8月上旬)
前の写真でも下を向いていましたが、果実は下向きにできるようです。
☆関連記事リンク☆