ムカゴイラクサ Laportea bulbifera
林内のあまり日当たりのない場所で咲いていた花。
草丈は高いもの低いものありましたが写真のものは50cmくらい。
ただのイラクサとは葉の形が違うのでちょっと違った印象。
雌雄同株で茎頂には雌花花序。
雌花は雌しべ一本。花被片は4枚らしいですが、開いてないのでこうして見てもよくわからない。
一応雌花花序のだいたいの長さ。
雄花花序は各葉腋から出ています。
あまりよく咲いた状態でないものの、蕾の様子も参考に見れば雄花の方は花被片5枚。雄しべも5本。(花被片、雄しべともに4~5らしい。)
上部の葉ほど長い卵形。
下の方の葉は卵形。
刺状の毛がありざらつく。
裏面も同じような感じ。よく見ると葉脈に小さい刺状の突起があるように見える。
雌花花序の柄にある刺状の毛。
株元の方の茎。同じく長い刺毛がある。葉はないようでした。
若い茎などは食用にもされるそうです。
一方で、刺毛にはイラクサのように(同じ成分かはわかりませんが)毒性があるらしいです。そんな予感がしたのであまり茎には触れませんでしたが、葉の両面はけっこう触ってました。特に何事もありませんでしたが。
特徴は葉腋にムカゴができること。1個から複数つくようです。
☆関連記事リンク☆