ハナスベリヒユ(ポーチュラカ) Portulaca oleracea x P. pilosa subsp. grandiflora
花壇や鉢などに植えられるスベリヒユ科の花で、マツバボタンとスベリヒユの交雑種。
匍匐性でよく広がります。花弁は基本的には5枚で、花色は黄色~赤色系が多いですが変化もあります。
多数の雄しべとそれより長く伸びた花柱の雌しべが1本。柱頭は写真のものは6つですが、バラつきがあるようでした。
こちらは柱頭が7つ。
花径は3cmくらい。
花の大きさなどはマツバボタンのような感じ。
萼片は1対。
花は茎頂に花を数個付きます。
葉は楕円形~倒卵形といった感じで多肉質。葉の様子はスベリヒユの方に似ています。
両面とも無毛。
葉の付き方は上部の方では対生でそれ以外は互生。
茎も無毛ですが、短い葉柄があってその基部付近に少しだけ褐色の毛が少しありました。
若い果実の様子。熟すと上側が蓋のように外れる蓋果(蒴果の一種)。
(7月中旬)
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