コスモス Cosmos bipinnatus
コスモスといえば秋のイメージですが、6月頃からちらほらと花は見かけるようになります。
以前、コスモス畑にされていた場所ですが、こぼれ種で育ったものがまばらに育っていました。
舌状花は無性です。
筒状花は両性。
周囲から中心に向かって咲き進んでいます。はじめ雄しべが伸びてきて、そのあとで筒状になった雄しべの間から先が2岐した雌しべが出ます。
総苞外片は緑色ですが、総苞内片は上半分程度が膜質。
総苞外片の先は長いもの短いものありますが、やたら細長く伸びたものもありました。
その頭花は径が10cmくらいある大きなもので、舌状花の縁が外(裏)に巻いていて上から見ると細く見えます。
昨年、こぼれ種で咲いたうちのコスモスでも似たような花が咲きました。その花は総苞外片が舌状花よりも長いくらいで、やはり舌状花の花弁は巻いて細く見える花でした。しかしその後同株に咲いた花は舌状花の様子も普通で、総苞外片も特に長さが目立たなくなっていました。
どういう理由でそういった花が咲くのかはわかりませんが、この写真のものも同じようにこれから咲く花の様子は普通な感じになるのかな。(こういった園芸品種があるのかもしれないですが。)
葉は数回羽状に全裂。裂片は線形。
短い葉柄があります。
葉は対生。側裂片が茎を抱くように交差しています。
茎には下向きに曲がった白い短毛が生える。
キク科の花でよく見られますが、下の方の葉は枯れてなくなっています。
若い果実。
(2016年11月上旬)熟した果実。
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