Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ムクゲ Hibiscus syriacus

花の写真1

公園や庭などに植えられるアオイ科の落葉低木。

 

花の写真 八重

花の咲き方には八重咲きもあり、花色は白色~赤色系、或いは青味が強いものなどもあります。

 

花の写真 一重 赤系

(2017年8月中旬)

赤味が強い一重の花。

 

花の写真 一重 白

(2016年8月上旬)

一重の白色。

 雄しべが一部花弁化しかけているもの。

この花は少しだけ雄しべが花弁化しかけている。

 

柱頭の様子1

柱頭の様子2

(2017年8月中旬)

柱頭は5つ。

 

雄しべの様子

アオイ科で多く見られる様子ですが、雄しべの花糸部分が筒状になりその間から花柱が伸びています。

 

蕾の様子

線形の副萼片があります。

 

萼の毛の様子

萼や副萼片の毛の様子

花柄の毛の様子

萼や花柄にはごく短い短毛や星状毛が密にある。副萼は疎らでした。

 

蕾 花弁の外側の毛

花弁の外側にも同じような毛があるようです。

 

葉の様子1

葉の様子2

葉は菱状卵形で、葉縁はやや不揃いの鋸歯が数個あり、ときに浅く3裂しています。

 

自然発芽していたもの

(2018年5月下旬)

こぼれ種から自然発芽した若い苗の葉。

 

葉の基部 葉表

葉の基部は楔形。

あまり目立たないですが、毛は散生しているようです。

 

葉裏

葉裏にも毛が散生。星状毛もあるようです。

 

葉柄 上面

葉柄には曲がった毛と星状毛が密にあります。

 

若い枝

若い枝にも同じような毛が見られました。

右に見えるのは葉柄ですが、上面に対して側面や下側は毛が疎らなようです。

 

幹の様子

樹皮は白っぽさがあり、縦に白い条があります。

 

裂開した果実

(2017年11月下旬)

熟して裂開していた果実の様子。

 

種子の様子

(2017年1月下旬)

 種子は腎形でぐるりと長毛が生えています。

 

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