メドハギ Lespedeza cuneata
道端によく見かけるマメ科の花。
すでにハイメドハギと一緒の記事で載せていましたが、それぞれ分けて載せることにしました。
一本立ちまたは株立ち状になり、上部でいくつもの側枝を広げます。
花色は紫色が旗弁の基部くらいと少なく遠目に白っぽく見える個体が多いですが、中には紫色が強く出ているものも見かけました。
斜め上からみた萼歯。
萼歯には1脈ある。
以前のハイメドハギと一緒の記事では、萼歯がメドハギの方がほっそりしているようなというようなことを書いていましたが、今回の様子ではその差は微妙?
(2016年8月中旬)以前載せていた萼の画像。
やはりこちらの画像では萼歯がほっそり長く感じますが、結局個体差かも。
でもあらためて見ると萼筒部がメドハギの方がほっそりしているような気はします。それまた個体差程度の話かもしれませんが。
横から見た花の長さは、萼を入れて7mmくらい。
花の大きさ自体はあまり差がない。
葉は3小葉で、小葉はハイメドハギと比べて細長い。
頂小葉の長さは写真のもので、1.7cmくらい。
もっと長いものも見かけます。
葉柄は7mmくらい。葉柄もハイメドハギより長い。
葉表は一応有毛ですが、目立つほどはない。
葉脈は側脈までが見える。
細脈まではっきり見えるシベリアメドハギやカラメドハギといった仲間もあるようですが、これまで見たことはありません。実際のところ脈の見え具合の判断は光に透かしてみるべきものなのか、普通に見て判断できるものなのか不明。果実の毛や萼歯の長さでも判断できるようなので、まずそちらを見れば良さそうではありますが。
葉裏は白い伏した毛が多い。
茎には斜上する毛が多い。
ハイメドハギの茎の毛の方が開出傾向がありますが、微妙な差かも。
側枝の様子。
株元の様子。
果実の様子。
萼歯は果実より長くない。表面は疎らに有毛。
果実の長さは写真のもので2.5mmくらい。
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