2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
歩道の縁で見かけたアブラナ科の花。草丈は40cm程度でしたが、花付きが良くちょっとした小さな菜の花といった感があります。 黄色の4弁花。雄しべは6本で雌しべが1つ。 この写真の様子ではあまり差がないですが、雄しべのうち2本は短い。 萼片は開か…
通常のニワゼキショウと同じように芝生や道端の草地に見かけるアヤメ花の花。 オオニワゼキショウという名が普通に知られていますが、ニワゼキショウ属は分類がはっきり出来てないようで、Ylistにも出ておらず学名不詳のようですが、一応、Sisyrinchium irid…
土手などの草地にみかけるチチコグサと付くものの一つ。 頭花が固まってつき、ひとつの頭花は多数の雌花とその中心の両性花で出来ています。 総苞片の先はかなり尖っています。総苞の色は紅色を帯びています。ただ、咲き進んでくるとそうでもなくなっている…
アイノゲシはノゲシとオニノゲシの交雑種ともいわれるものですが、その定義がノゲシとオニノゲシの中間的な姿ということで、それがひとつの型しかないならいいですが、タイプがいくつもあるのかもしれないし、中間的なものはすべてアイノゲシとするものなの…
オニノゲシは、ケオニノゲシ(f. glandulosus)とケナシオニノゲシ(f. asper)に分けられるようなので、一応前半後半で分けて載せています。 まずはケオニノゲシの方です。 花柄や上部の茎に腺毛があるのがケオニノゲシだそうです。小花柄には腺毛はありま…
道端によく見かけるキク科の花。 草姿は下部の方で複数枝分かれし株立ち状に広がる姿をしている。 (この株にはキツネアザミが紛れています。) 花だけ咲いていて綿毛状態のものがなかったり、逆に綿毛状態のものばかりで咲いてる花がなかったりということが…
普通のニワゼキショウより花も草丈も小型のもの。名前は不明です。 はじめて気づいたのは3年前で毎年同じ場所で見かけます。 そばで咲いていた普通のニワゼキショウをちょっと引き寄せて並べて撮った写真。 だいぶ小型なのがわかります。 花径は大きいもの…
道路沿いの土手などで見られるキク科の花。 頭花は直径6cmほど。 総苞は皿状に開いています。 葉はへら状で疎らな鋸歯があります。 葉の基部は、茎を抱いています。 少し下の方の大きめの葉で長さ5cmほどでした。 下部の方についている葉には柄があり…
海岸近くの土手などで見かけるキジカクシ科の花。アマドコロに似ていますが、弓なりにならず茎は上部までまっすぐ直立します。草丈は20cmほど。 花は葉腋に普通1~2個ずつぶら下がり咲きます。 花の長さは1.5cm程度。 花が2個ついているもの。 …
海岸で見かけるハマミズナ科の花。 葉腋に付く花の黄色の部分は花弁に見えますが、萼裂片で4,5裂し内側は黄色ですが、外側は緑色をしています。その下に続く緑色の部分が萼筒のようです。 花径はこの状態の花で7mmくらい。 一つ前の写真の花などは柱頭…
海岸の砂浜に咲くキク科の花。 ニガナと付きますが、最近の分類ではニガナはIxeridium、ハマニガナはイワニガナやオオジシバリと同じIxerisとなっているようです。 1枚目の写真でもわかりますが、地下茎がありそこから出ているために、砂浜から花だけ突然咲…
公園や土手の芝生などによく見られるアヤメ科の花。 花色は2タイプあり、こちらは白系のニワゼキショウ。 花被片は6枚で、外花被片3枚と内花被片3枚に分かれています。 花被片の幅で見ると少し細い3枚が内花被片で、よく見ると内側にあるのがわかります…
道端の草地などどこでもよく見かけるチチコグサと付く仲間の一つ。 葉腋に複数の頭花が固まってつき、全体に綿毛が多いです。 まだ上部ではかなり密集していますがだんだん伸び、頭花のかたまり同士の間隔は間延びしていきます。 (2016年6月上旬) 昨…
道路の縁石沿いで見かけるナデシコ科の花。 ミチバタナデシコの花は、似た花のイヌコモチナデシコ(P. dubia)に比べて中心の筋が赤紫色をしています。 葉鞘の比です。 この写真は茎上部で細めの部分。 赤味が差しているところが合着終わり部分として、約4…
明るい落葉樹林に咲くラン科の花。 キンラン、ギンランに遅れてようやく少し開いたものが出てきたくらいです。 花色が同じ白色のギンランより、測ってないですが大きめと思います。草丈はキンランのように高くなり、葉の色などは写真ではわかりづらいですが…
ウワミズザクラに似た花を咲かせるバラ科の落葉高木。 総状花序に咲く小さな花。長い雄しべが目立ちます。白い花弁がありますが、全体でみたとき気のせいかウワミズザクラよりあまり白く見えない感じ。 ウワミズザクラとの違いは花序の出る位置で、イヌザク…
道端の草地などでみかけるキク科の花。直立した茎は枝分かれして多数の頭花をつけます。 頭花は筒状花で出来ています。 どうなっているんだろうとじっくり見ても、ふさふさとしていて分かりづらいですが、 一部分に注目してみると、ちょっと紫色が濃く細長い…
林縁や道端の草地にたまに見かけるナデシコ科の花。 柱頭は5つに分かれているのが、コハコベやミドリハコベとの見分けポイント。 花弁はコハコベやミドリハコベと同じように2つに深裂しているので10枚に見えますが5枚です。 花径は8mm程度。 萼片、…
道端の草地や公園の芝生、道路沿いの植栽の周辺などで見かける小さな花。 雌雄異株で写真は雄株(雄花)。 雄花は花被片6枚で、雄しべがぶら下がっています。風媒花。 雄しべの数6ですが、葯が落ちて花糸だけのものでは数えやすい。 外花被3と内花被3に…
道端で見かけるキク科の花のひとつ。草丈は高く1m程度あるものもあります。なんだかこのくらいの高さの草花が咲くって、季節も夏になってきたな~と思ったら、今日は立夏でした。 総苞片に刺のような剛毛があります。 茎につく葉。葉柄がないようです。 一…
道端によく見かけるアカバナ科の花。 柱頭が5つに分かれていました。通常は4つです。 (2016年4月下旬) ということで、昨年の写真ですが通常の柱頭の様子。 子房の上にある細い部分は萼筒で、その先にある萼裂片は4枚ですが合着しています。 こちら…
水路沿いの草地に見かけたキク科の花。ハイニガナは走出枝が出るなどの特徴があるニガナの品種。 一枚目の写真のうち2つは舌状花が6つで、そういう花が全体的には多いと感じましたが、この写真のように7つもそこそこ見かけました。 最大8までありました…
縁石沿いや道端の草地に見かけるカタバミ科の花。 名前の由来は、草姿が立つことから。 それにしても「オッタチ」というおかしな名前になったのは、昨日あげたタチカタバミというのが先にあったせいなのかな?なんともインパクトある名前です。 花はカタバミ…
道端で見かけたキク科の花。シロバナニガナの花の黄色い品種という位置づけのようです。 ややこしいですが、シロバナニガナはニガナの白花のことではなく、ニガナの白花はシロニガナと呼ばれます。ただ、学名はシロニガナもニガナもIxeridium dentatum ssp. …
道端に見かけるアブラナ科の花。 カキネガラシは、果実に毛が生えるケカキネガラシ(この記事のもの)と、果実に毛がないハマカキネガラシ(S. o. var. leiocarpum)に分けられるようです。 似た花には、まだ見かけたことはありませんがイヌカキネガラシ(S.…
道端や公園などで見かけるタンポポ類のひとつ。写真はうちの芝桜の間に生えていたもの。セイヨウタンポポと比べると、全体に小型で華奢な印象のたんぽぽ。 セイヨウタンポポと同じように総苞外片が反り返ります。 花後の様子。 環境もあるかと思いますが、よ…
カタバミの一品種とされるもので、匍匐枝で横に広がらず茎が直立するもの。 とある建物周囲の芝生でみつけました。 同じく茎が直立するものにオッタチカタバミ(O. dillenii)がありますが、それとはまた別になります。 少し前まで高さもなく普通のカタバミ…
いろんな場所で普通に見かけるキク科の花。 属はそれぞれ違いますが、チチコグサにせよハハコグサにせよ、初期はこうして寝そべった姿をよく見かけます。でも、これってこの状態からいつの間に立った姿になっているんだろう? (2016年6月上旬) この頃…
土手や公園などの芝生に生えているのをよく見かけるキク科の花。黄色の花をしたハハコグサ(母子草)に対して地味なのでチチコグサ(父子草)というのが由来。 まだ時期的に早いので寝そべった姿をしています。見た目もハハコグサよりずっと小さく、印象はひ…
海岸の砂浜や周辺の草地に咲くマメ科の花。 萼筒を入れて花の長さは2cmくらい。 上側の萼歯は短く、横と下にある萼歯3つは長いようです。縁にわずかに毛が見えます。 上から見た萼筒の様子。 下から見た萼筒の様子。 葉は、偶数羽状複葉で小葉は、触った…