Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ツルナ Tetragonia tetragonoides

花の写真1

海岸で見かけるハマミズナ科の花。

 

横アングル写真

葉腋に付く花の黄色の部分は花弁に見えますが、萼裂片で4,5裂し内側は黄色ですが、外側は緑色をしています。その下に続く緑色の部分が萼筒のようです。

 

花径

花径はこの状態の花で7mmくらい。

 

花の写真2

一つ前の写真の花などは柱頭が5つでしたが、これは4つ。バラつきがあるようです。(下の方の2016年の写真はだいぶ変わった柱頭)

 

葉の様子

葉は互生し三角状の形をしています。

 

葉の表面

表面には粒状突起が多数。

 

葉裏の様子

裏面の葉脈上にも粒状突起が多数あります。葉脈外の部分にも粒状突起が見えますが、大部分に見えるのは逆に凹んでいるような感じにも見え、透明なので写り具合なのかもわかりません。ちょっと斜めに撮れば良かった。

 

茎の様子

茎なども同じで粒状突起があります。

 

花の写真3

(2016年5月下旬)

柱頭がいくつあるのかどうなってるのかわからない花。

 ツルナという名前は、つるのように這い広がる様子とよく食用になる植物につけらる「ナ(菜)」という組み合わせの単純なもののようです。