アカミタンポポ Taraxacum laevigatum
道端や公園などで見かけるタンポポ類のひとつ。写真はうちの芝桜の間に生えていたもの。セイヨウタンポポと比べると、全体に小型で華奢な印象のたんぽぽ。
セイヨウタンポポと同じように総苞外片が反り返ります。
花後の様子。
環境もあるかと思いますが、よく見かけるものはうちで咲くものも含め、セイヨウタンポポよりアカミタンポポは葉数が少なめなことが多い気がします。(同時に咲いている花数も少ないような)
痩果の色がレンガ色というか赤味を帯びていることが、名前の由来で大きな特徴です。
花が終わったあと、綿毛姿になるのを待ち構えていたのに、気づいたときには綿毛が少し飛んでいたあとでした。
(2016年4月下旬)
ということでこれは昨年の写真になりますが、セイヨウタンポポより舌状花の数も少なめで、冠毛の密度が薄いので全体として透明感ある綿毛姿をしていることが多いかと思います。
画像検索すると、そうでもなくけっこう冠毛の密集した(痩果の多い)ものが出てきます。なので、環境差や個体差もあるかもしれませんが、Ylistを見るとセイヨウタンポポとの交雑種でアイノコアカミタンポポというのがあるようで、それがどのようなものかわかりませんが、想像するにセイヨウタンポポのような力強い感じのアカミタンポポのような気がしますし、もしかしたらそういったものなのかも?なんて思ったりしましたが、どうかはわかりません。
アカミタンポポはすっきり分かりやすいと思っていたのですが、結局たんぽぽ類はややこしいものばかりです(苦笑)
(追加画像)
翌日には他の株が綿毛姿になってました。
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