ハナニガナ Ixeridium dentatum ssp. nipponicum var. albiflorum f. amplifolium
道端で見かけたキク科の花。シロバナニガナの花の黄色い品種という位置づけのようです。
ややこしいですが、シロバナニガナはニガナの白花のことではなく、ニガナの白花はシロニガナと呼ばれます。ただ、学名はシロニガナもニガナもIxeridium dentatum ssp. dentatumで一緒とされ区別されていないようです。(サギゴケのような感じ?)
花の大きさ2cm程。
写真のもので舌状花は11枚ありますが、ニガナ(5~7枚)より多いのが特徴の一つで、8~12枚くらいとされているようです。
元になる植物より花が目立つものに「ハナ」と付くことが多いですが、舌状花が多いということで付いた名前かなと思います。
小さな総苞外片は少し離れているような感じだったように思ったのですが、気のせいかも。
個体差あるかと思いますが、けっこう幅がある葉をしてました。
葉の基部は茎を抱きます。
オニノゲシのような感じに巻いているものもありました。
株元付近の様子。根生葉には柄があるそうで、もう少し根生葉に焦点を置いて撮れば良かったと後から思いました。また今度、覚えていたら撮ってみます。(下に画像追加しました。)
普段あまりよく見たことがなかった通りで、はじめて気づいた花でした。
身近でもちょっと見る場所を変えてみるだけで、まだまだいろいろな花があるようです。
(追加画像)
根生葉に柄がある。
(5月中旬)だいぶ花が増えて賑やかに。
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