ヒメスイバ Rumex acetosella ssp. pyrenaicus
道端の草地や公園の芝生、道路沿いの植栽の周辺などで見かける小さな花。
雌雄異株で写真は雄株(雄花)。
雄花は花被片6枚で、雄しべがぶら下がっています。風媒花。
雄しべの数6ですが、葯が落ちて花糸だけのものでは数えやすい。
外花被3と内花被3に分かれていて、外花被は少しほっそりしてるようです。
雌株(雌花)は過去には撮ったことがあった気がするのですが、見つからないし、今回は雄株しか見かけなかったので今のところ雌花の写真がありません。見かけたら追加したいと思います。
小型のものは10cm程度しかなく、写真でみると赤色をしていてそれなりに分かりやすいですが、実際には意識してないとなかなか気づかないような感じ。
葉は鉾型をしています。
少々大きい20cm程度あるもの。
その茎につく葉の様子。
托葉鞘の様子。
(2015年5月中旬)
仲間の花ではスイバも大きいしギシギシ類など巨大な姿のものがけっこうある中で、小型のヒメスイバはなんとも可愛らしい感じ。
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