オッタチカタバミ Oxalis dillenii
縁石沿いや道端の草地に見かけるカタバミ科の花。
名前の由来は、草姿が立つことから。
それにしても「オッタチ」というおかしな名前になったのは、昨日あげたタチカタバミというのが先にあったせいなのかな?なんともインパクトある名前です。
花はカタバミより少々大きめで、写真のもので1.5cmちょっと。花弁に丸みがあって可愛らしい花です。(もちろん花の大きさはシーズンや環境でも変わりますが)
花柄は普通緑色をしていて、カタバミのように赤味を帯びているものもあるかもしれませんが、今まで見たことはありません。(カタバミの方は赤味を帯びているものが多いですが、緑色のものも時々ある)
花をつけている少し下あたりで葉がたくさん固まっているのが、特徴的な姿。
ところで葉はいつ開いているんだろうと思うくらい、閉じている所ばかり目にします。
果実はカタバミのものと比べると、角ばっています。
果柄が下垂するのが特徴でもあるようですが、この写真のものはそこそこ下垂した感がありますが、分かりやすく下垂するものばかりでもない気がします。
これは小さいですが、かなり分かりやすく果柄が下垂したもの。
その小さな株の全体像。
たとえばこんな感じの草丈の低いものが並んでいる場合、遠目には立っているのかマット状になっているのか分かりづらいこともありますが、横から見ると特徴的な姿は変わりないです。
株元付近には色褪せた小さめの葉がごちゃごちゃっとしていることが多いです。(枯れてる場合もあります)
もう少し確認が必要かもですが、オッタチカタバミはもうすぐ咲きそうな花弁が見えている蕾が下を向いています。
一方、これはカタバミのものですが、上を向いています。
絶対かどうかわかりませんが、いつも気になっていた点なので載せてみました。
本当は、もっと株を覆うほど咲いた状態を載せたかったので、もうちょっと待とうかと思いましたが、あげてしまいました。
(追加画像)
天気は小雨。葉が開いてます。日差しがないと花は咲きませんが、葉の方は日差しがないとき開くようです。
☆関連記事リンク☆