2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
水辺の湿り気のある場所で見かけたオオバコ科の小さな花。 おそらく天候のせいでよく開いている花はありませんでしたが、花冠は白色(ほんの少し紅色を帯びるものもあるらしい)で4裂で、中に雄しべ2本と雌しべ1つが見えます。 草丈は高いもので10cm…
林内で見かけたスイカズラ科の落葉低木。 似た仲間には同じように花冠などに毛のあるヤブウツギ(W. floribunda)があり、その別名がケウツギなので、どうもややこしいです。 その場合の別名ケウツギは W. floribunda を指すものであってあくまで別の呼び名…
海岸に育つバラ科落葉低木で、海岸方面ではよく植栽もされています。 写真のものは環境的に這うように低いですが、庭木などでは1m以上になります。 多くの園芸バラの原種の一つにもなっているようです。 花弁は5枚。花色は赤紫色が普通で色の濃さは少々個…
芝生に生えていたアブラナ科のとても小さな花。 遠目になんとなく見ただけでは花が咲いているのかどうかもわかりづらいです。 萼片4枚が花弁より目立ちます。花弁は萼片の合間に見える先が尖った細いもの。 雄しべは2本あり、中央に柱頭がみえますが大きな…
主に北海道、本州の日本海側に分布するスイカズラ科の落葉低木。 庭木や公園樹として植えられているものをたまに見かけます。 花は漏斗状で先は5裂。 花色は淡紅色で内側の色は薄い。蕾のときは濃い目。 花の長さは3cmくらい。 正面からの径は2cmくら…
ヤマノイモ科のつる植物で、本来は林のような場所に生える植物ですが、写真のものは道路沿いの植木の間から生えていたもの。植栽樹の下には場所にそぐわないものがたまに生えていたりするし、植木の圃場から一緒についてきたのかもという気がします。(周辺…
浅い水中や湿地で育つアヤメ科の花。写真は公園で植栽されているものです。周辺に見える白い花はシロバナカキツバタと呼ばれるものですが詳細は不明。 カキツバタの特徴は外花被片の白い筋。かなりよく見ると完全に白だけでなくちょっとだけ黄色も混じってい…
林内でみかけたヤマノイモ科の花。 雌雄異株で、写真は雄花花序。 写真の花は黄緑色ですが、花色は暗紫色を帯びたものもあるようです。 花被片は6枚で、雄しべも6本。 小苞があるのがみえますが、花柄はありません。 花径は6mmくらいでした。 蕾の様子…
キジカクシ科の花で、属名からオーニソガラムという名でよく園芸栽培される花で、道端や空き地でもたまに見かけます。 アマナと付きますが、アマナはユリ科の植物。 花色は白で、花被片は内外3枚ずつの計6枚。 英語ではオーニソガラム属の花を「ベツレヘム…