カラクサナズナ Lepidium didymum
芝生に生えていたアブラナ科のとても小さな花。
遠目になんとなく見ただけでは花が咲いているのかどうかもわかりづらいです。
萼片4枚が花弁より目立ちます。花弁は萼片の合間に見える先が尖った細いもの。
雄しべは2本あり、中央に柱頭がみえますが大きな子房が目に付きます。
どういうつもりで撮ったのか定規の位置が思い切りずれていて残念な写真(苦笑)
遠近感で正確にわからない写真になってますが、一つ一つの花はとにかく小さい。
葉は羽状に全裂。
確認しませんでしたが、下部の葉では2回羽状になるようです。
両面ともほぼ無毛。
茎には長毛がある。
茎は這うように僅かに斜上しマット状に広がっていました。
(5月上旬、3枚追加)別の場所でのもの。
ほとんど果実になってきて、花序が伸びてくると少し離れて見てもアブラナ科っぽさを感じます。
果実の表面には多数の窪みがみえます。
下の方の葉も見てみたところよく裂けた葉がありましたが、2回羽状といっても片側だけが裂けている変則的な感じのようです。