カマツカ Pourthiaea villosa var. villosa
林縁などにみられるバラ科樹木の花。
花径は1cmちょっと。
花序は複散房花序。
萼や花序内の柄に白い軟毛があります。
この毛の量が多いものをワタゲカマツカ、中間的なものをケカマツカ、無毛なものをカマツカとわけることもあるようですが、ここでは分けていません。Ylistでもそれらは別名とされているようでした。
葉は倒卵形で先が少し尖ります。基部は楔形。
ざっと見渡して大きめのものを測り、葉身は8cmでした。
両面とも毛が生えています。
鋸歯の様子。
名前の由来は材が強いことで鎌の柄に使われたことからだそうです。
(2016年10月中旬)
別の所でのカマツカです。(こちらも毛が同じくらいあるタイプ)
(2016年10月中旬)
果実(ナシ状果)は10月くらいに赤く熟します。