ヒゲケマルバスミレ Viola keiskei f. barbata
公園の片隅で見かけるすみれ類の一つです。
2週間前の状況になりますが、まだほとんど咲いてなくてこの株だけが小さく咲いていました。
よく撮れてないですが側弁に少し毛が見えます。花柱はカマキリ型(逆三角形状)。
マルバスミレの葉などに毛が多いものをケマルバスミレとする場合もあるようですが、変化が連続的なため現在は分けずにマルバスミレとするようです。
ただ、側弁有毛のものはヒゲケマルバスミレというようで、この花の場合は側弁も僅かですが有毛なのでヒゲケマルバスミレということで載せて置くことにしました。
距には紫色の斑点があるのが特徴のひとつ。
ここからは現在の花の様子。
前回は小さすぎましたが、今度はピークを過ぎてしまったのかほとんど見かけませんでした・・・。
今回の花は側弁の両方でなく片側だけがわずかに有毛。
距の様子。
前回は葉が小さすぎて撮りづらかったためあらためて撮りました。
葉は名前が表す通りで丸みのある葉をしています。両面とも毛が多いようでした。
ここからは昨年の写真。
紫の斑点、距が反り返ってました。