オニタビラコ Youngia japonica
道端などでよく見かけるキク科オニタビラコ属の花。畦道やその辺の草地、舗装された道路沿いや民家周辺など特に場所を選ばず普通に見られます。
草姿は直立しています。この写真のものは草丈20cmくらい。
こちらは40cmくらいだったかと思います。
10cm程度の小さなものから50cm~あるようなものまで様々です。
大きめのものは茎のもがっしりしています。
茎につく葉は少な目。
根生葉がロゼット状に広がっています。
葉は柔らかい質感で毛が多く、羽状に深裂して裂片はさらに浅く切れ込みがあるようっです。
一応、上から3枚目の写真の花の株元。
その根生葉。
現時点の花径は8mm前後といった程度。
オニタビラコは、「コ」が付くコオニタビラコより見た目の草丈はありますが、頭花自体はコオニタビラコの方が一回り大きいです。(追記訂正: 1cm程度あるものもあり、印象的にも大差ないものもあります。)
咲き始めはこれまでの写真のように花序が固まっていますが、こんな感じにだんだん広がってきます。
(2016年6月)
果実には冠毛があり、写真のような綿毛姿になります。
コオニタビラコやその仲間のヤブタビラコには冠毛がありません。
ところで、最近はオニタビラコはアカオニタビラコ(Y. j. ssp. elstonii)とアオオニタビラコ(Y. j. ssp. japonica)に分けられるという説があるようですが、それぞれの特徴について言われているような2つのタイプにきっちり分かれているようには思えないので、ここでは分けて考えてません。
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