ヒメヒオウギズイセン Crocosmia x crocosmiiflora
よく園芸栽培される花で、スイセンと付きますがアヤメ科の花。
ヒオウギズイセン(C. aurea)とヒメトウショウブ(C. pottsii)の交配種といわれています。
花はやや俯き咲きます。
花被片は6で、雄しべは3本、雌しべの花柱は3裂。
内側には赤い斑点があります。
蕾の様子。
花冠の基部は、花柄はほぼ無く、苞葉が合わさっています。
花茎は途中で2,3分岐します。基部に鞘状の小さい葉が付いています。
アヤメ科によくあるように扁平な様子の株元。やや白い粉を被ってます。
両面とも中脈があります。
(2016年9月中旬)
普通は結実せず、地下で球根ができて増えますが、稀に結実することもあるようです。
(2016年9月中旬)
大きさも何も測っていませんでしたが、僅かに中に入っていた種子の様子。
(7月上旬)海岸の土手。