ツルフジバカマ Vicia amoena
道端の日当たりのいい草地に咲くマメ科のつる植物。花序全体でもふっくらした印象がありますが、花一つ一つがぷっくりしていて可愛らしい花。
小さな小苞があります。花弁を透かした光ってなんか好きです。
萼筒、萼歯の様子。
茎には稜があり、托葉は粗く裂ける。
裂け方は変化があり、真ん中に一つ裂片があるというこちらの感じが多い気がします。真ん中の裂片がないものもある。
葉や茎には軟毛が生えていて、葉は偶数羽状複葉で先端には巻きひげがあります。
葉の数はクサフジのように多くなく、この写真のように10枚くらい~少し多い程度。
残念ながら花が咲きそうな頃に草刈りされてしまうことが多く、実際にはけっこういろんなところに生えているわりには花を見る場所やタイミングが限られています。そんな具合なので果実の状態を見たことがありません。(見ることが出来ました(下画像))
といったツルフジバカマでしたが、赤紫系の明るい花色が初秋の日差しによく似合います。
(追加画像)9月後半
若い果実。
熟したもの。
種子は1~2個が多かったです。
先の画像は手で裂けたものですが、自然に裂けたものはこんな感じです。
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