オキジムシロ Potentilla supina
バラ科キジムシロ属の花。
河原や海岸に生えるようですが、見かけたのは空き地とアスファルトの道路沿いです。
キジムシロ属の花をいくつか過去の下書きから整理しているのであげてみましたが、2016年は存在を確認できていません。空き地の方は整備されてしまい、アスファルト沿いに咲いていたのは定着しなかったのかもしれません(花期はけっこう長いのでまだ見かけるかもしれませんが。)
(追記:2018年10月に再び見かけました。)
葉腋ごとに一つずつ花をつけます。
花自体はキジムシロ属らしい花の様子。「オ(雄)」と付くのはオヘビイチゴと同じで立ち上がり大きく見せるところからではないかと思います。
小葉は浅裂~中裂する奇数羽状複葉ですが、先端の方は小葉が明確に分かれていないようでした。
草姿は先に書きましたように立ち上がります。下部で枝分かれしたものは斜上していました。
これは昨年10月の花でアスファルトに咲いていたもの。花期は結構長いようです。ここまで載せていた花の咲いていた空き地と比較的近い場所なので、種が飛んだものかと思います。
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(2018年10月、以下7枚追加)
同じ道路縁で久しぶりに見かけました。
ここ2年は見かけなかったのですが、残っていた種子が今年になって条件が良くなり発芽したのか、ここ2年はたまたま除草された直後を見ていたのかは不明。
花径は1cmない程度。
萼片、副萼片の様子。やや副萼片の方が小さい。
托葉の様子。
両面とも疎らに毛がある。葉軸はやや多め。
果実期の様子。萼片、副萼片に包まれている。
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