オオイヌタデ Persicaria lapathifolia
道端、河川敷などで見かける花で1m以上にもなる大きな姿をしています。
花序は垂れ下がり、花被片4の小さな花を多数咲かせます。
白花種も珍しくなくよく見かけます。
葉は15~20cmくらいの大きいものが多く、特徴は側脈の間隔が狭くたくさんあること。20~30対ほどとされているようですが、数えるのが面倒なくらいあるので20対以上が確定すれば、最後まで数えたことはないですが・・・。
似た花サナエタデは15対くらいまで。
他にハルタデ(オオハルタデ型)が20対前後のことがあると思いますが、そちらは茎に毛があるため区別がつきます。
黒い斑がないものもある。
葉の裏の腺点が明瞭。
托葉鞘、茎は無毛です。
果実を包んでいる花被の脈は2分岐して釣針状に曲がる。
果実(痩果)は扁平。
どこにでも見かけるイメージもあるのですが、一番たくさん生えていた場所が整備されてしまい、いざそこで見かけることがなくなってみると、意外とどこでも生えてはいなことに気づきました。案外多くの植物がそうですが、どこでも生えることができるような植物の方がごく限られているんだろうなと思いました。
☆関連記事リンク☆