Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

不稔性のハマツルボまたはツルボ(?)

花の写真

なんだか違和感あるものを見かけたので、観察してみました。

 

全体像

 

花序の蕾の様子

花序自体が長いのか、花序の長さのわりに待機中の蕾が多いような。(花序の長さを測れば良かった。)

 

蕾の様子

また、蕾の形そのものも違う気がします。(通常のものより横長傾向?)

 

花の様子

そして一番変わっている点は、1枚目の写真でもすでにわかりますが、葯(花粉)の色が変です。

 

花の様子 フラッシュ使用

フラッシュ使用の写真で見ると、花粉が土のような感じ。

また、雌しべの花柱は見当たらず、子房は痕跡のようなものがあるだけのようです。

 

花径

花の大きさ的には特に変わらないようです。

 

苞葉や花軸

花柄の長さ

花柄の長さが、花序が長いせいなのか見た目には短く感じたのですが、測ってみたところ特に変わりないようです。(もしかしたら花軸が太いかも?)

 

株元の様子

株元の様子。葉が数枚出ています。

周辺には他に、通常のものなどは見られず、地下で増えたと思われる5,6株だけがかたまってありました。

 

葉の幅

幅は写真のもので1cm以上ありました。他の葉も8mmくらいはあったので、ツルボでなくハマツルボということになるかとおもいますが、(※下の方に追記した理由で、タイトルには「またはツルボ」と付け加えました。)

 

葉裏

一応、葉裏の様子。

 

花茎

花茎の様子。

おそらく気にするポイントではないと思いますが、中央に毛が一本見えます。PC画面であとから気づきました。

 

太めではありますが、特別太いということもない気はします。そもそもツルボやハマツルボについてここまで見たことがないのですが(苦笑)

 

花の写真2

といった感じの様子のものでした。

まだ花序の下の方で花が咲いている状態なので、実際に結実することがないかは未確認ではありますが、おそらく雄しべや雌しべの様子などからは結実するとは思えず、不稔だと思います。

ツルボには3倍体や5倍体で不稔性のものがあるらしいので、ハマツルボにもそういったものがあってもおかしくない気がしますし、これもそういったものなのかなという気がしてます。

それ以外には、もしかしたら何かの病気だったり薬害などの影響かもとも考えましたが、これまで見ている限りでは撒かれたりする場所ではないし、雄しべ雌しべの様子を除けば葉の様子も問題ないし、新しい花茎も複数出てきている様子もみえることから、株自体は元気そうに思えます。

今後どうなるかはまたそのうち様子を見られたら画像など追加しておこうと思います。

 

(追記: ハマツルボの記事にも書きましたが、4倍体のツルボとはどんなものなのかが気になっています。この記事のものは葉の幅があったので「ハマツルボ」と考え載せていましたが、もし4倍体のツルボが少々大型で葉の幅があるとすれば、この記事のものは「ツルボ」の3倍体か5倍体かということも考えられる気がします。ハマツルボの記事は一応まだそのまま「ハマツルボ」としているのですが、こちらはタイトルにツルボを付け加えておきました。)

 

(追加画像)

別の場所にて 同じタイプの花

(9月上旬、以下11枚追加)

別の場所ですが、同じような花を見つけました。

 

通常のものと混じって咲いている

周囲には通常の雄しべ雌しべを持つものも多数あり、その中にところどころ混じって咲いている感じ。(周囲にあるものは葉の幅があるものもあればそうでもないようなものもある。それがツルボなのかハマツルボの生育状態の個体差なのかもわからない。)

 

その花の様子

花の様子。

 

その蕾

蕾はやはり、横長。

 

その葉の幅

葉は幅がある。

 

通常のものとほぼ一緒に咲いている

この間のものと蕾の持ち方なども似ている。ほぼ同じ位置に固まっているものでも雄しべ雌しべがちゃんとしていそうなものもある。

 

その通常の感じのもの

そのちゃんとしていそうなもの。黄色っぽい花粉も出ていて、雌しべもある。蕾も縦長。

 

その、変わった様子の方の咲き進んだもの

かなり咲き進んだものも、いくつか見られました。

 

その花後の様子

上のものと同じものか忘れてしまった(苦笑)

果柄だけになっているものと、果実になりきっていない?子房が残っているものがある。

 

その花後の様子2

花柱はないものの子房の形がそれなりにあるものもある。そういうものが先ほどの写真のように果実になれずに残っていたものかな?

 

それらの全体像

写真に写らない範囲までたくさん通常のものと不稔らしきものが生えています。

ひたすらツルボ、ハマツルボについてのみ観察していかないと、すでに頭が混乱しているのでどういうことなのか迷宮入りしそうです。

 

-------

初めに載せた株のその後の様子

(9月中旬、以下3枚追加)この記事の初めに載せた株。

草丈は35cmくらいでした。(花序を測りたいと思っていたんでしたが(苦笑))

その辺で見かけるものよりは大型に思いますが、どうなのか。

 

不稔の様子

やはり結実していませんでした。

 

☆関連記事リンク☆

広告を非表示にする