ガマズミ Viburnum dilatatum
林の縁などに見かけるレンプクソウ科の落葉低木の花。
皿状に広がった花序に多数の小さな花を咲かせますが、丸みがある形と長い雄しべの様子が可愛らしいです。
一つの花の径は、6mm前後といったところ。
花序の柄には毛が多く、星状毛があります
葉の形で印象が強いのは倒卵形のような形をしたものですが、大きさ形ともにけっこう変化があります。
葉柄は写真のもので1.5cm程度。
似た花で少し花期の早いコバノガマズミは葉柄が6mm以下と短いようです。
葉の表の様子。伏毛などありますがよく写っていません。葉脈の窪みに毛が多いようです。
葉裏には腺点がありますが、基部寄りには大きな腺点がいくつか見えます。
葉裏は、星状毛も多いようでした。
(2016年5月下旬)
同じく葉裏の様子で昨年撮ったものですが、葉脈上の星状毛がよく写っています。
葉柄の基部に托葉はない。
(2015年9月中旬)果実の様子。
まだやや若い状態で、もっと赤くなります。
(追加画像)
(9月中旬、以下4枚追加)綺麗に色づいた果実。
形は個性があるようです。
虫えいもありました。
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