ミゾコウジュ Salvia plebeia
川岸や水路沿いの草地など湿り気のあるところで見かけるサルビア属(アキギリ属)の花。
花はシソ科らしい唇形で下唇には紫の斑点が並んでいます。
(花の大きさを測った画像を下の方に追加しました。)
葉腋から伸びた輪散花序に咲きますが、花そのものより、遠目には紫色を帯びた萼筒などが目を引きます。
葉は対生し、長楕円状披針形~広披針形。茎は四角。
いまいち写真に良さが出ていないのですが、紫色を帯びた穂が思いのほか綺麗です。時に浸水するような所にも生えていますが、水辺がよく似合う花のように思います。
名前は溝に生える香薷(こうじゅ)に似た花ということだろうと思います。香薷は晩秋に咲くナギナタコウジュ、またはイヌコウジュ属のホソバヤマジソなどの生薬名。
(2018年5月、以下2枚)
花の長さは萼筒も入れて5mmくらい。萼筒は3mmくらい。
花冠に短毛があり、萼には腺毛も混じっているようです。
正面からの花の大きさは、3mmほど。
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