ヤブミョウガ Pollia japonica
葉姿がミョウガに似ていることからヤブミョウガですが、ミョウガの仲間ではなくツユクサ科の花です。林の縁などで群生した姿をよく見かけます。
雄性花
雌性花
一つの株に雌しべが短く雄しべが長い雄性花と、雌しべが雄しべより長い雌性花があります。
花は茎の上部に伸びた花茎に段々になって輪生状に咲く。
茎は直立し、葉は長いものは30cm程と大きいです。
葉の表面に毛らしきは見えませんが、先端から基部方向へ触ると滑らずざらつきます。
葉の基部は鞘状。
葉は上半分に纏まってつき、株元に葉はないようです。
茎は思いのほか硬い。
果実は黒っぽい青紫色で燭台に飾られているかのよう。
あまり日の当たらない場所に咲く花だからこその工夫(?)が随所にちりばめられているような感じがします。ときおり木漏れ日が当たると白い花がとても映えます。
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