Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

オカヒジキ Salsola komarovii

全体像1

海岸の砂浜などに育つヒユ科の植物。

 

全体像2

点々と砂浜に生えています。

 

花の写真1

花は葉腋に付きますが、黄色の葯がちょっと目に付く程度で分かりづらい花です。

 

花の写真2

2枚の苞の間に咲いています。花被片は5枚だそうですが、やや白っぽい部分がそうなのかな~とは思うもののはっきりとは様子がつかめない感じ。

 

葉先の様子1

葉先の様子2

葉は線形で多肉質。葉先に小さなトゲがあり、植物体に触れていると少々チクチクします。

 

葉の長さ

長めの葉を測って、長さは2.5cm程度。

 

葉の幅

葉の幅は1cmちょっと。

 

茎の様子

砂に埋もれていて下の方はわかりませんが、茎の様子。

 

花後の果実を包む花被

花後の様子。花被が果実を包みます。

 

やや充実してきた果実

やや充実してきている果実の花被の様子。

 

(追加画像)

河口付近のもの 果実1

(9月中旬、以下4枚追加)河口付近の砂地で見かけたもの。

 

花被が広がっている

かなり花被が広がり花のようになっていたので、ハリヒジキ(S. tragus)かなとも思ったのですが、画像検索で海外のものを見ると、この程度の様子ではなく本当の花のような様子なので、オカヒジキと思います。トゲの長さなども違う。

(追記:食用のオカヒジキの花もこのような花をしていました。)

 

横からみた様子

横から見た様子。

 

あまり広がっていないもの

果実の熟し具合が若いものは、海岸の砂浜で撮ったものと同じ様子。

 

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海岸の砂浜のもの 秋

(さらに追加)

海岸の砂浜のものはけっこうな大株になっていました。

 

その果実1

その果実2

その果実3

熟した果実。

 

その若い果実

河口の砂浜で撮ったものほど、花被が広がったものはないようでした。

熟した果実の様子は、より翼が目立たないものばかりのようでしたが、どういうことなのか。たまたまそういうものばかり見たのか、それとも熟す頃には目立たなくなるものなのか。

 

その若い果実 大きさ

一応大きさ。これはそれなりに翼が目立つ。

 

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河口のもの 秋の様子

(10月上旬、以下2枚追加)河口の砂地のもの。