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Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ハイニガナ Ixeridium dentatum ssp. dentatum f. stoloniferum

花の写真1

水路沿いの草地に見かけたキク科の花。ハイニガナは走出枝が出るなどの特徴があるニガナの品種。

 

舌状花7の花

一枚目の写真のうち2つは舌状花が6つで、そういう花が全体的には多いと感じましたが、この写真のように7つもそこそこ見かけました。

最大8までありましたが、通常5~7とされているようです。

 

舌状花8の花。

 

花径1

舌状花7の花。花の大きさは1.5cmあるかないか。

 

花径2

舌状花6のこちらは1cmちょっと。

 

花径3

舌状花8の花。1.5cm弱。

 

印象としては通常のニガナより平均的に小振りに感じました。(ニガナも小さいものは1.5cm程度とされているようなので、個人的な感想ですが。)

 

総苞

一応、総苞の様子。

 茎に付く葉の写真

茎につく葉の様子。ほっそりしていて、基部に刺のよう長い鋸歯があります。

 

茎に付く葉の基部

基部はニガナのように明らかに茎を抱いたものは見当たらず、茎をほとんど抱かないのも特徴の一つ。

 

小型だった葉の基部。刺のような鋸歯が少なく短いですが、こちらも同じような感じ。

 

ところで、肝心の走出枝の様子がどうも気になるのですが、この写真で赤い矢印沿いに伸びているのがそれです。オレンジの矢印の先にある立った細い葉は、走出枝についている葉。

だいたい2枚ほど葉がつくその辺りまでは真横に這うように伸びているのですが、2枚目を過ぎたその先は少々斜上しているものが多いようでした。

 

走出枝につく葉の基部。

葉身から流れて僅かに翼のように残っていますが長めの葉柄があり、基部は茎につく葉と似たような感じで、やや張り出して少し茎を抱く感じ。縁には同じように刺のような長い鋸歯が付いています。

 

たぶん上の2つと別な株での写真ですが、走出枝につく葉の様子。

 

途中に2枚付けた後の先端の葉の様子。長い葉が3枚目として、もう一枚小さな葉が見えます。

 

その二つの葉の間に花芽のような感じのものを抱いているようです。写真は上のものと別の株のものですが、だいたいどれを見ても走出枝に2枚葉が付いたあとくらいで斜上し、その先端はこのような感じになっていました。

 

こちらは赤い丸あたりが株元でそこから矢印の方向に伸びてますが、まだ途中に葉が一枚しかついてません。まだ伸び足りていないということなのか、先端はまだ斜上せずにまっすぐ横に這うように伸びていて、花芽らしきも見当たりませんでした。

 

これらを見た感じでは、横に出た走出枝に葉が2枚程度ついた先端の花芽のようなものを抱いている部分が子株になるのかなと思えるのですが、発根してるものはありませんでした。そもそも発根するのなら斜上しているのも変な気がするし、気になるポイントです。

もし、このまま先端から茎が伸び花を咲かせるなら、横に伸びた距離が長いだけで、中心の茎以外で株元から斜上気味に出たのち上に伸びていく茎とあまり違わず、走出枝とはまた違う気がするので。

走出枝ではなくて、単に茎が倒れていただけ?とも考えましたが、複数そういうものがあるとも思えないしそういう感じでもなく、写真では周りの草をかき分けていますが、間を縫うように地に這っていました。

 

根生葉

根生葉の様子。

先ほどの写真と同じで加工しただけですが、青い丸の位置に株元があり、そこを中心に青い矢印の先にあるような明らかな葉柄がある根生葉が矢印の先以外にも複数出ています。

先ほどの写真で赤い丸があった付近からも同じように葉柄のある根生葉が出ています。

根生葉の葉柄では翼のようになった部分は見当たらないようです。

 

花の写真2

花の様子や葉の基部、生えている環境などからしてハイニガナだろうと考えていますが、走出枝の様子などについてはもう少し時間が経つと発根し子株になるということなのか、それともハイニガナが出すのは、単に這う茎ということなのか、いまいちよく分かりません。

ハイニガナ自体の情報が「走出枝を出すニガナの品種」という説明文くらいしかほとんど見当たらず、唯一見たサイトのものと比べると、走出枝につく葉の葉柄の長さや翼がないようにも見えることなど、なにかちょっと雰囲気が一致していない気がして気になります。

 

まだ咲いている花もそれほど多くないし、小さい株などでは走出枝と思われるものが見当たらないものも多いです。なので、もう少ししてからこの真横に伸びた走出枝と思われるものが、どう変化していくのかなど観察できたら、ここに追加画像でも載せたいと思います。

 

(追加画像)

株元の様子1

(5月上旬、以下5枚)あまり他の草に紛れない見やすい場所にひとつ見つけました。

中心から矢印の方向に這う茎が出ています。

 

株元の様子2

少し拡大。

矢印に沿って見える赤味を帯びた茎がそうです。

見やすいというだけで、これまで載せたものと状況は変わっていません。

 

 

花径4

花は改めて測ってみてもニガナより小振り。全体的にそういう大きさ。

 

葉の基部

葉の基部は茎をほぼ抱かない。

 

ニガナの花

これはニガナ。(数メートル離れた場所で咲いているもの)

花は写真では分かりづらいかもですが、少々大きめで舌状花はほとんどが5枚。

 

ニガナの株元の様子

そのニガナの株元です。

茎は直立していて、這うような茎は全くない。

 

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