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Familiar Flowers 2

道端の花など、身近に咲く花図鑑(観察地: 茨城県)

ホウキギクとヒロハホウキギク

キク科 道端

ホウキギク Symphyotrichum subulatum

ヒロハホウキギク Symphyotrichum subulatum var. sandwicensis

 

ホウキギクの花1

ホウキギ

道端や砕石などで整地されたようなところで見かける花。

 

ヒロハホウキギクの花1

ヒロハホウキギ

ホウキギクと同じようなところに咲き、混生していたりします。花期も被りますが、咲き始めはホウキギクの方がすこしだけ早いようで、だいぶホウキギクが咲きそろい始めたころにやっと1,2輪見かけるようになりました。

 

ホウキギクの花径

ホウキギ

花径は4mm程度、小さいですが舌状花もあり花色は多くは白色。やや紫を帯びるような花もあるようです。

 

ヒロハホウキギクの花径

ヒロハホウキギ

揺れて撮りづらいので写真が雑ですが、花径は7mmくらいでホウキギクより見た目ではっきりと大きいです。花色は淡紅色なのでその点でも見分けやすいです。

 

ホウキギク総苞

ホウキギクの総苞の様子。

 

ヒロハホウキギク総苞

ヒロハホウキギクの総苞の様子。

総苞片がヒロハホウキギクの方がほっそりしているようです。

 

ホウキギ

枝の開出角度がホウキギクの方が狭く、60度以下とされているようです。

 

ヒロハホウキギ

枝の開出角度が広く、60度~90度とされているようです。

 

分度器が必要みたいな話になりますが、実際には以下のように見た感じで違います。

ホウキギクの草姿、枝の開出角度

ホウキギ

名前の通りで箒状になります。

 

ヒロハホウキギクの草姿、枝の開出角度

ヒロハホウキギ

こちらは枝が出る角度が広いため、このような感じになり箒のようになりません。

 

ホウキギクの綿毛状態

ホウキギ

冠毛が筒状花より長いそうです。

 

ヒロハホウキギクの綿毛状態

ヒロハホウキギ

こちらは筒状花より冠毛が短めなようです。

とはいえ、短いか長いかは見ていないので写真だけでみると、冠毛はヒロハホウキギクの方がシャキッとした感じがあるようです。

 

ホウキギクの花2

ホウキギ

 

ヒロハホウキギクの花2

ヒロハホウキギ

 

両者の比較としては、花だけみれば十分に違うので花がある時期なら迷うことはないと思います。(他に似た花では、両者の交雑種とされ花が青みがかるムラサキホウキギク、花径が1cmを超える大きな花のオオホウキギクなどがあるようです。)

 

そんなホウキギクとヒロハホウキギクでしたが、どちらも目立つ花ではないものの、カメラのレンズ越しに見てみるとなんとも可愛らしい花だということに気づかされます。草丈は1m以上にもなり風によく揺れるので撮るのは大変ですが(笑)

 

最後に、一応ヒロハホウキギクの葉。比較するホウキギクの葉はないのですが、どこかでまた見つけたら撮ってみようかと思います。

キク科の花は下葉が枯れやすいものが多いですが、ホウキギクもまた花期にはほとんど葉がなくなります。ヒロハホウキギクはどうだったかな?と覚えてませんが、現時点ではありますし、名前がせっかく「ヒロハ」とつくので載せておこうと思います。ホウキギクより比較的幅が広くなる傾向(中央部)で、鋸歯も多いようです。(因みにこの葉で幅1.2cm)

ヒロハホウキギクの葉の様子

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