オオニシキソウ Chamaesyce nutans
道端に普通に見られるトウダイグサ科の植物。ニシキソウ属で大型なのでオオニシキソウ。
コニシキソウなどより大型であるとはいえ、花(杯状花序)は小さいのですが、意外とこの花弁のような腺体の付属体の白さは遠目にも目立ちます。なので、それに誘われる昆虫のごとく?ついついこの部分ばかり写真だけを撮ってしまいます(笑)
ですが、雌性先熟なので白い付属体が目立っているときは雄性期で雄しべは見えるものの、すでに雌性期が過ぎ雌花は子房が膨らみ果実になっているので、雌花(雌性期)の様子がちゃんと撮れてないということに・・・。
因みに、花序には複数の雄花がありますが花としては退化していて雄しべが各1個だそうです。
そんな感じなので偶然の写真になりますが、雌性期の花が見える写真。まだ白い腺体が発達していない杯状花序の先から花柱が3つに裂けさらにその先が2つに分かれている雌しべが飛び出しているのが見えます。
花の白さと果実の色づいてくる具合などもいいですが、斜上し弓なりに曲がる角度が妙にいい感じに思う時があったり、実は紅葉も綺麗だったりと、妙に魅力ある植物だったりします。
(追加画像)
腺体の付属体が赤い色をしたものがありました。
オオニシキソウのwikiには「白または赤」とあるので、珍しくないのかもしれませんが、初めて気づきました。
かなり綺麗な赤色でいい感じ。一般的な白の付属体と一緒というのもまたいいのかも。
写真だとこれまで載せたものと大差ない気がしますが、けっこう葉の細長いタイプ。
葉表には疎らに長毛があります。(基部よりに見える)
葉裏を載せてなかったようなので、葉裏の様子。白っぽい色をしています。
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