Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ヒメムカシヨモギ Conyza canadensis

花の写真

花の写真2

人為的に整地されたような道端や空き地によく見られる花です。

似た姿をしたものにオオアレチノギクがありますが、こちらは小さいながらも舌状花がありデジカメなどであらためてよく見てみると可愛らしい花です。

 

草姿1

草姿2

草丈は数十センチのものもありますが1mを優に超えるものも多いです。

 

綿毛の状態

冠毛がやや褐色がかる綿毛姿。

 

茎や葉の様子

葉は線形で茎周囲に多数つきます。茎、葉ともに粗い毛が生えています。

 

花の写真3

そんなヒメムカシヨモギですが、「ムカシヨモギ」というワードに違和感を感じるなんとも変わった名前です。

「ムカシヨモギ」という部分の一つの説は、手元の本やネット検索でも出てくるのですが、明治維新の頃(つまり「昔」)の鉄道開発とともに広がったヨモギのような植物という説。ムカシヨモギというワードを作った人にとって「昔」といえば明治維新の頃だったんでしょうか・・・。別名で「ご維新草」や「明治草」とも呼ばれたりもしていたそうで、なんとなく文明開化の時代を感じロマン漂う説ですが、ちょっと腑に落ちない説です。

またヒトツバヨモギの別名がムカシヨモギでもあるようで、そこからついた説もあるかもしれませんが、ヒトツバヨモギに対して「ヒメ」というのはどうも変な気がします。

で、さらに調べていると、

古くから日本ではヨモギ属(Artemisia)に「蓬」という漢字をあて「よもぎ」と呼んでいましたが、この「蓬」という漢字、元の中国では別の植物(Erigeron、或いはエゾムカシヨモギ(E. acer))を指していたということにずっと後に気づいたために、「昔、勘違いされていた本来の蓬という漢字が意味する方」ということでErigeronを「ムカシヨモギ属」としたという説があり、なるほどと思いました。

そうだとすれば花の小さいこの植物に「ヒメ」と付いているのも納得できるし、単にそのままムカシヨモギという名を持つ植物がいないのも分かる気がします。

とはいえ付け方がややこしすぎて「昔、蓬(よもぎ)と呼んでいたのは今のヨモギ属(Artemisia)の方だし・・・どういうこと?」としばらく混乱しました(笑)

 

☆関連記事リンク☆

 

広告を非表示にする