ウリカワ Sagittaria pygmaea
水田などにオモダカとともに見られ、同じような白い3弁の花を咲かせます。花は似ていますが、葉がまったく違い長さ15cm程度で線形をしています。
雌雄同株で写真は雌花。
こちらは雄花。花序の上の方に咲きます。
雄花と雌花が同時に上下に咲くのでなく、まず雌花が咲いてそのあと伸びた先に雄花が咲くという感じ。
上の方で雄花が咲いているとき、雌花はすでに花後で果実になってきている。
オモダカとともに見られると書きましたが、身近ではオモダカと比べると圧倒的に見かける頻度は低いです。(なのであまり写真もありません(苦笑))
オモダカの大きな矢尻型をした葉のカッコ良さとは逆に、葉と花がコンパクトに纏まりバランスがよく、可愛らしい感じのする花です。
(追加画像)
(2017年8月中旬、以下6枚追加)
たくさん生えている場所がありました。
花弁がちゃんと開いていないですが、雌花。
あらためて撮りなおしのつもりでしたが、すでに載せた写真の方がまだよく撮れていたかも。
反対側の開きかけの花もたぶん雌花かなと思うのですが、ぎりぎり届かない位置で確認はできませんでした。
昨年の雌花の写真もそうでしたが、この時点では上に花茎が伸びていない。(今回の写真ではなにか被さっているのか傷んでいるのか変な風になっていますが。)
雄花もあらためて撮りました。葉は泥を被って汚れていても、花は綺麗。
雄花は手の届く範囲にあったので、花径も測りました。だいたい1.7cmくらいのようです。
葉の幅は広いもので1cmほど。
長さは基部が泥に埋もれているのでかなり大雑把ですが、10cmあるかないかでした。
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