エビヅル Vitis ficifolia
道端の草地や林縁などに見られるブドウ科のつる植物。
雄花の株と両性花の株があり、この写真は雄花の花序。
こちらは両性花の花序。雌しべとの周りには短い雄しべがある。
雌雄異株とされますが、こういうのって雄性両性異株とは言わないんでしょうか?この雄しべは仮雄しべ?そのへんよく分かりません。いずれにしても2タイプの株があります。
花期は6月~8月といったところ。
葉の表面は無毛で、厚ぼったい感じがします。
若い葉のうちは表面に毛があるようです。
葉の裏には蜘蛛毛と呼ばれる白い毛が密生しています。古い葉は、もう少し茶色がかった乳白色のような感じをしています。
若い果実。なんだかこの色の感じも美味しそうです。
熟した果実は「ぶどう」感がでますが、食べることが出来ます。
個体差あるものの甘いのですが、種子が大きいので食べる部分はかなり少ないです。